人事採用のプロが教える。国防人のための「使える」キャリアコラム

自衛隊のみなさま、日々国防の仕事に
従事くださり本当にありがとうございます。
心から感謝いたします。

前回は、1分間だけでも手をつけると
不思議なことに自分がその気になり、
どんなことでも仕事が溜まらなくなる。
1分間を大事にするだけで仕事の
進み方が変わり、これがわかっている
人こそがプロなのです、という話を
しました。

心に少しでも面倒くさいなぁ
と感じることがあったら、
それはやめていい仕事です。

面倒くさいと思っていることを
ガンガン努力しても身に付きません。

仕事は、面倒くさいなと思いながら
でもできます。
でもそれでは顧客に喜んでもらえません。
面倒くさいという気持ちは必ず顧客に
伝わります。
いまこちらのことを面倒くさい、と思われて
提案されたのでは?と感じた顧客は、
なんだか悪いことを頼んでしまったなと
後悔します。
それならやらない方がいいのです。

努力することを勧める人は
「面倒くさいなぁと思ってもガマンして
やりなさい!」
とよく言います。
これは努力のしかたを間違えています。

面倒くさいなぁと思って
やり続けないことです。
頑張っていても、「ハー」と
ため息をつくようなことならば
やらない方がいいのです。
その「ハー」は周りに伝染します。

(了)

援護を援護するこのコラムはいつか訪れる
定年後のセカンドキャリアに活かせて、
「使える」再就職・キャリアのポイントを
毎回わかりやすく解説します。

毎週月曜日掲載です。

第34回  上司がいなくてもまわる職場をつくろう
第35回  トラブルやアクシデントに感謝しよう
第36回  それは考えなくていいと言える人になろう
第37回  立ち直れる人と立ち直れない人の違いを知ろう
第38回  がんばればできることを増やして伸びる人になろう
第39回  がんばればできることを増やして伸びる人になろう
第40回  うまくいかない時にたった1つのピースを探せる人になろう
第41回  偶然を活かせる人になろう
第42回  単なる二者択一ではなく自分の生き方を見つめ直そう
第43回  職業が何であるかよりもプロであるかを大事にしよう
第44回  プロであれば1分間を大事にしよう

画像: 「援護を援護する」第45回 面倒くさいなぁと感じることは止める人になろう

筆者プロフィール

石塚 毅(いしづか たけし)

1970年新潟県出身。

前職のリクルートでは年間MVP受賞をはじめ表彰多数。人事採用のプロ。
これまで7000社の採用支援、2万人以上の個人向けキャリア相談実績あり。
サイパン島で戦死した陸軍少尉の祖父を持つ。


株式会社 求人
http://kyujin-boshu.com/



This article is a sponsored article by
''.