人事採用のプロが教える。国防人のための「使える」キャリアコラム

自衛隊のみなさま、日々国防の仕事に
従事くださり本当にありがとうございます。
心から感謝いたします。

前回は、自分がいなくても回っていける
ようにするのが管理職の仕事。
ベストなのは、今日〇〇さん、
いなかったんですか!という
状態・仕組みを管理職が作ること。
これが人を育てるということです、
という話をしました。

トラブルやアクシデントが増えるときは
じつは転換期です。
転換期はしんどいです。
たまたま、的なかたちで起こる偶然も
あれば、トラブルやアクシデントという
かたちで出現する偶然もあります。
つまり、トラブルやアクシデントとは
「あなたに何かを気づかせたい」
信号・合図なのです。

転換期を意識的に作り出すこと
も実は大切です。
いいチャンスにめぐり合う手前で、
だいたいトラブル・アクシデント
・事故・病気・ハプニングが
起こります。
それが転換期の予兆です。

そこでその人のライフスタイルが
変わります。
職業が変わるのではなく、
生活スタイルやものの考え方、
根っこが変わっていきます。
スキルを身につけるという
問題ではないのです。

家の中で照明スイッチが
立て続けに3つも故障したら、
これは転換期です。
ずっと動くと思っていた時計が
止まって電池を換えても
動かなかったりします。
大切にしているものや
日常使っているものが壊れたり、
喪くなるときが転換期です。
チャンスの前には必ずつらいことが
起こるのです。

(了)

援護を援護するこのコラムはいつか訪れる
定年後のセカンドキャリアに活かせて、
「使える」再就職・キャリアのポイントを
毎回わかりやすく解説します。

毎週月曜日掲載です。

*第34回  上司がいなくてもまわる職場をつくろう**

画像: 「援護を援護する」第35回 トラブルやアクシデントに感謝しよう

筆者プロフィール

石塚 毅(いしづか たけし)

1970年新潟県出身。

前職のリクルートでは年間MVP受賞をはじめ表彰多数。人事採用のプロ。
これまで7000社の採用支援、2万人以上の個人向けキャリア相談実績あり。
サイパン島で戦死した陸軍少尉の祖父を持つ。


株式会社 求人
http://kyujin-boshu.com/



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