ロボット犬の導入検討 駐屯地などの警備で活用|陸上自衛隊
陸上自衛隊は、駐屯地や重要防衛施設の警備について、ゴースト・ロボティクス製のロボット犬の導入を検討している。自衛官の人員不足が常態化している中、駐屯地の警備などを省人化する狙い。
陸自が導入を検討しているのは、4足歩行自律型ロボット「Vision(ビジョン)60」。米国のロボット開発スタートアップであるゴースト・ロボティクスが開発した。大きさは中型犬とほぼ同じで、耐久性に優れ、あらゆる天候下でも使用できる。
歩行速度は最大秒速 3 メートルで、1 回の充電で約3時間の可動のほか、約10 キロの走行ができる。また、ほふく前進もできるため、災害時は狭い場所へ入り込み要救助者の捜索などにも役立...