【原子力災害への対応】

 自衛隊は主として使用済み燃料プールの冷却のための放水、人員・車両などの放射性物質の除染、空気中の放射線の量や原子炉の温度変化などのモニタリング作業を行った。

画像: 福島第1原発へのバージ接岸作業

福島第1原発へのバージ接岸作業

画像: 福島第1原発4号機へ注水支援

福島第1原発4号機へ注水支援

【即自、予備自の招集】

 即自は主に岩手県や宮城県、福島県の沿岸地域に派遣され、給水支援や入浴支援、物資輸送などの被災者の生活支援活動や捜索活動などにあたった。

 陸自の予備自は米軍との通訳、医療、部隊の活動を支援している駐屯地業務隊の業務、海自の予備自は八戸地区の復旧活動や横須賀地区の給食業務、空自の予備自は被災者への給食・給水活動などに従事した。期間は1週間から2週間単位。

画像4: 以後
画像5: 以後

【米軍】

 人道支援・災害救援活動を「トモダチ作戦」と命名し、最大時で約1万6000人、艦船約15隻、航空機約140機を投入。大規模な兵力で捜索救助や物資輸送、仙台空港の復旧、新学期を前にした学校の清掃などに従事した。

 また、福島第1原発事故では、各種情報の提供や防護服、消防ポンプ、バージ船の支援などを行った。

画像: 湊小学校での共同作業

湊小学校での共同作業

画像: 米軍隊員による英語の授業「SAKURA CLASS」:石巻市貞山小学校

米軍隊員による英語の授業「SAKURA CLASS」:石巻市貞山小学校


This article is a sponsored article by
''.