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【防災コラム】志のある方必見!災害ボランティア活動の流れ ~災害ボランティアセンター設置訓練より~
はじめに
こんにちは。ヨメナルドです。
梅雨に入り、じめじめした日も多くなりました。今月からは、多くの地域で出水期となりました。出水期は、洪水が起きやすい時期として、水害に気を付けなければならない時期です。(詳しくは【防災コラム】「出水期〈しゅっすいき〉」~来る梅雨・台風シーズンに向けて~)
皆様も、事前の備えをぜひとも、お願いいたします。
さて、4月16日に板橋区小豆沢体育館にて、災害ボランティアセンター設置訓練が行われました。
本センターは災害が起きた際に立ち上がる組織です。主な役割として、支援が必要な被災者からの連絡受付、支援活動を行うボランティアの受け入れ、支援が必要な人や場所(...
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突然の雷雨‼︎ 雷から身を守るには⁉︎
これからは雷雨の季節。
雷による被害者は毎年平均20件と言われています。
こんな時期だからこそ、雷について知ることが防災につながります。
人への雷撃パターン
「雷が落ちる」と言っても様々なパターンがあります。ここでは人に雷が落ちる場合を例に取り、その一部をご紹介します。
【直撃】雷に直接撃たれる。大電流が人体に流れるため死亡率は70〜80%といわれる。
(何も処置なしでは90%)
【側激】雷電流が別の物体に移ること。
木から木、人から人などへ感電する。
雨宿り中の木からの側激は直撃につぐ死亡率第2位とされています。
【分岐放電】雷電流が大気中で分岐して複数箇所に落ちる。一度に多くの死者を...
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【防災コラム】親子にオススメ!! 大人おひとり様でもたっぷり楽しい気象科学館レビュー
はじめに
総合防災コミュニティ「学防 manabou」運営メンバーの生活密着型ママ防災士セイコです。主婦と子どもの視点から考える「普通の暮らしの中の防災」を担当しています。
子どもと一緒に防災館などに行くのが大好きだった私ですが、コロナ禍でその楽しみもお預け期間に。
そして先日やっと、2020年にリニューアルオープンした気象科学館を訪れることができました。
私にとって、とても楽しい空間で、今回実は2週連続で行ってきました。
初回は私ひとりで。翌週、娘と一緒に。近所ならプラネタリウムの年パス買って通うのに!
そんな親子防災のオススメスポット「気象博物館」をご紹介します。
災害を「体験して学...
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【防災コラム】「出水期〈しゅっすいき〉」~来る梅雨・台風シーズンに向けて~
はじめに
こんにちは。ヨメナルドです。
5月に入り、雨の日が多く、空気もじめじめしているような気もします。いよいよ、梅雨の時期ですね。
この頃、「出水期前に」とか、「出水期に備え」などという文言をニュースでよく聞くようになったと思います。文字通り「水が出る時期」ということで、洪水が多いのかなということがなんとなくわかるかと思いますが、はっきりとしたところまではわからない方もいるかと思います。
そこで、今回は、「出水期」についての概要を説明していきたいと思います。
出水期とは
出水期とは、おおよそ6月から10月までの梅雨時期から台風シーズンまでを指し、大雨で河川が増水しやすい時期です。期間...
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【防災コラム】油断大敵!水場に潜む危険
アウトドアやレジャーで「水場」に赴き、友人や家族との時間を楽しむ。とても素敵な時間です。
しかし、その反面『水場での事故』により毎年亡くなっている方がいるのも事実。
今回は「水場」での危険箇所と対策をまとめました。
山 or 水場 危険度が高いのはどっち⁉︎
まず山で起きる事故発生件数は水場に比べて遥かに多いです。
令和元年のデータでは山2,531件、水場1,298件と山での事故発生数は水場の約2倍になります。
では、死亡事故に関して見るとどうでしょう。
山での死亡者数267件、水場での死亡者数674件‥なんと死亡者の件数では水難事故が上回っています。
特に中学生以下の不慮の事故において...
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【防災コラム】避難する?いつ?どうする?今のうちに考えておく!マイ・タイムライン
はじめに
総合防災コミュニティ「学防 manabou」運営メンバーの生活密着型ママ防災士セイコです。主婦と子どもの視点から考える「普通の暮らしの中の防災」を担当しています。
今年も台風1号が発生しました。まだ桜を楽しんだばかりのような気がしますが、同じ頃にミクロネシアで発生した台風が小笠原諸島に最接近。停電被害があったそうです。
台風は毎年発生しますし、豪雨被害も増えています。気象現象は止められませんが、避難をすることで命を守ることはできるはず。
台風や大雨は規模や進路、おおまかな接近日時の予測情報を得ることができるところが、同じく日本で懸念される災害である地震と大きく違います。
水害も...
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【防災コラム】災害で被災した時に受けられる身近な支援について
はじめに
こんにちは。ヨメナルドです。
先日の日曜日、陸上自衛隊第1師団創立60周年記念行事の観覧に行ってきました。空砲の迫力もさることながら、災害時に要救助者がヘリでどのように救助されるかを、副師団長が自ら実演していたことが印象的でした。また、被災者支援のために設営される野外入浴セットも設置されており、災害時の自衛隊の頼もしさを感じました。
救助や支援をしてくれるのは、自衛隊だけではありません。そこで、今回は、被災時にどのような支援が受けられるか、身近な例を記載したいと思います。
受けられる支援とは
実は、被災時に受けられる支援は、法律で決まっているのです。
①避難所の使用
災害発生後...
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【防災コラム】令和元年房総半島台風。我が家の避難生活
最強クラスの台風
2019年9月に発生した巨大台風19号。中心気圧は955hPa、最大風速40km/sという猛烈な勢力の台風は千葉県を中心に首都圏に甚大な被害をもたらしました。
我が家では大きな損害はありませんでしたが、台風により住んでいる地区が長期間の停電になりました。
今回はそんな厳しい暑さと電気が使えない中での生活、小さい子どももいる我が家で、どう乗り切ったかについてご紹介していきます。
停電生活で困ったこと
・スマホが充電出来ない
・料理ができない
・エアコンが使えない
・照明が点かない
・お風呂に入れない
これら当たり前にできることが停電時にはできなくなりました。つまり普段通り...
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【防災コラム】子どもの防災頭巾の意味を考えてみる
はじめに
総合防災コミュニティ「学防 manabou」運営メンバーの生活密着型ママ防災士セイコです。主婦と子どもの視点から考える「普通の暮らしの中の防災」を担当しています。
学校に通うお子さんがいる家庭では、学年末の整理と新年度の準備で忙しいシーズンになりました。
今回は、新学期、特に新入学準備の中でも最も防災的な、子どもの防災頭巾とヘルメットについて考えてみます。
「防災頭巾」を使ったことがありますか?
神奈川県生まれ神奈川県育ちの私にとって、防災頭巾は学校生活にあって当たり前のものでした。
母校は幼小中高一貫校ということもあって高校まで途切れることなく防災頭巾と共に過ごし、防災頭巾と...
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【防災コラム】ある自衛官家族の東日本大震災
はじめに
こんにちは。ヨメナルドです。
今年の3月11日で、早いもので東日本大震災から11年となります。とても衝撃的で、当時のことは、まだはっきりと覚えています。
実は、防衛日報デジタルでコラム掲載が決まった時から書きたいことがありました。それは、東日本大震災を受けての「災害への備え」です。
自衛官の皆さんは、大きな震災が起きたときには、災害派遣に出動することもあると思います。求められる迅速な呼集、長い時間会えない家族。その時が来たら、ゆっくり準備をしている暇がありません。
現職自衛官の方のためにも、その家族のためにも、一般の方のためにも、当時の経験を踏まえて気づいた、災害への備えについ...
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【防災コラム】災害・遭難時にレスキューに見つけてもらう方法
シグナリングとは
シグナリングとは遭難した人が他の人に自分の存在や位置を知らせることです。
最悪の状況下で生き残れたとしても、救助されなければ"死"が待ち受けています。
実際に必死に救助を求めながら、レスキューなどに発見されず命を落とした人は多くいると聞きます。
こういった状況を打破すべく救助者に一早く見つけてもらう方法としてシグナリングという方法があります。
シグナリングには2種類あります。
聴覚シグナリングと視覚シグナリングです。
聴覚シグナリング
耳に訴える方法が聴覚シグナリングです。
代表的なものに"ホイッスル"があります。
【メリット】
自分と救助者の間に遮蔽物やオープンになっ...
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【防災コラム】カセットボンベの家庭備蓄を考える
はじめに
総合防災コミュニティ「学防 manabou」運営メンバーの生活密着型ママ防災士セイコです。主婦と子どもの視点から考える「普通の暮らしの中の防災」を担当しています。
前回は火を使わず、発熱剤を利用して暖かいご飯を食べる方法に挑戦してみました。今回はカセットボンベの備蓄について考えてみます。
カセットボンベの備蓄はどのくらい必要か
我が家のカセットボンベの備蓄は24本。この本数に深い根拠はなく、収納スペースに3本セット8ケースがちょうどよく収まったからという理由です。
でも実際、備蓄と収納スペースの兼ね合いというのはついて回る問題ですよね。
我が家の収納に適した24本。果たして多い...