Official Staff
シーズンオフのブルーインパルス
遅くなりましたが本年もよろしくお願いいたします。
手探りで始まった昨年の本格的ツアーは12月11日の宮古島で一旦シーズンオフを迎えました。これまでの展示記録を見ると、3月頃に小牧基地オープンベース、一般公開はありませんが航空学生卒業式や防衛大学校卒業式での実績があります。ですので今年度という区切りで考えるとまだツアーは完了していない可能性があり、あるのかないのか、あるとすれば発表がいつになるのか、気の抜けないシーズンオフを迎えました。
「飛行初め」で飛行訓練開始
年が明けて1月5日には「飛行初め(ひこうはじめ)」として飛行訓練が開始されました。飛行初めは「始め」ではなく「初め」と書くのは...
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ブルーインパルスが宮古島に初展開。曲技飛行など実施。 〜宮古島分屯基地50周年記念行事〜
空自ブルーインパルスが12月11日、沖縄県宮古島で今年最後となる展示飛行を披露しました。今年、ブルーは全国18カ所で展示を披露(空自ホームページより)。コロナ禍の中、自粛を余儀なくされていた2年間の鬱憤を晴らすかのように、多くの人々に勇気を与えてくれました。その姿に魅了され、全国各地に足を運んでいるブルーインパルスファンネットさん。今年最後となる現地リポートです。南国の景色に映える、ブルーの勇壮な写真とともにお楽しみ下さい。(編集部より)
2022年12月11日(日)、沖縄県宮古島市の平良港トゥリバー地区において宮古島分屯基地開庁50周年記念行事が行われ、ブルーインパルスが同式典を祝賀の...
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大詰めのブルーインパルス2022ツアー ~百里基地航空祭で最上位の曲技飛行第1区分を実施~
12月11日の日曜日、空自ブルーインパルスが宮古島で初となる展示飛行を行い、年内最後の勇姿を披露。今年のスケジュールの有終の美を飾りました。その1週間前の4日、茨城県の百里基地航空祭でも展示飛行を披露。快晴の空の下、多くのファンの視線を釘付けにしました。恒例のブルーインパルスファンネットさんによる、詳細レポート。長年ブルーを追い続けているファンならではの技術的な解説も。ぜひご覧ください。(編集部より)
令和4年12月4日(日)、百里基地航空祭が開催された。ブルーインパルスはその展示飛行の中で最上位の第1区分の曲技飛行を披露した。当日は午後からは曇空で、午前中も薄雲が掛かったり消えたりの変...
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SKE48 菅原茉椰さんがブルーインパルス・シミュレーターに挑戦! ~あいち航空ミュージアム開館5周年記念イベント~
空自ブルーインパルスが11月26日、愛知県上空で展示飛行を披露し、多くの市民やファンを喜ばせました。同日、県が運営する「あいち航空ミュージアム(豊山町)」では、ブルーインパルスをテーマとした特別企画展が始まり、さらに元パイロットの吉田氏とSKE48の菅原茉椰(すがわら・まや)さんが参加するトークショーも開催されました。その様子をリポートで寄稿してくれたのは、おなじみブルーインパルスファンネットさん。今回はいつにも増して、興奮覚めやらぬ感じなのは気のせいでしょうか?(編集部より)
2022年11月26日(土)、愛知県政150周年記念でブルーインパルスが愛知県上空を飛んだ日と同じ日に、県営名...
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空撮とは何か? ~集大成の写真集を発表した赤塚 聡カメラマンに聞く~
2022年11月9日、「WINGS OF DEFENSE 赤塚 聡・航空自衛隊機空撮写真集]」がリリースされた。「ブルーインパルス 大空を駆けるサムライたち(文藝春秋)」の著者としても知られるノンフィクションライター武田頼政氏のプロデュースによる赤塚 聡カメラマンの初の単独豪華写真集だ。
赤塚さんとは2006年にブルーインパルスファンネットを立ち上げた頃、ブルーインパルスの紹介で知り合った。同サイトにはブルーインパルス隊員が撮影した空撮写真を掲載させて頂いたが、それは訓練の記録の一部を載せたもので、写真集としての作品ではなかった。赤塚さんの空撮写真は作品であり、T-4ブルーインパルス創隊...
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国際観艦式でブルーインパルスが飛んだ!
11月6日に神奈川県相模湾で行われた「令和4年度 国際観艦式」。国際観艦式としての実施は20年ぶり2回目で、アメリカをはじめ、カナダ、オーストラリア、インド、パキスタンなど、総勢12か国から来日した18隻の外国艦艇が参加しました(詳細は 日刊紙「防衛日報」11月15日付記事でもご覧いただけます)。またこの日は、ブルーインパルスも展示飛行を披露。大きな注目を集めました。浜松基地での離着陸を見届けたブルーインパルスファンネット管理人の今村氏による取材コラムをお届けします(編集部より)
2015年以来の観艦式で国際観艦式としては20年ぶり
令和4年度(2022年度)の観艦式は各国艦艇を招待し...
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愛知県政150周年記念でブルーインパルスが飛ぶ! ~ブルーインパルス映画祭など関連イベントも充実~
11月6日に神奈川県相模湾で行われた「令和4年度 国際観艦式」でも勇姿を披露したブルーインパルス。今年も残すところあと2カ月を切りましたが、ブルーの飛行スケジュールは今月26日の「愛知県政150周年記念行事」をはじめ、3カ所も残されていますので、目が離せません。また、ブルーの展示飛行と同日の26日には、あいち航空ミュージアムで同館の開館5周年を記念した特別企画展が開催。さらに同館にほど近い「ミッドランドシネマ 名古屋空港」では18日から「ブルーインパルス映画祭」が催され、ブルーに関連する映画が3本上映されます。
当メディアに寄稿頂いているブルーインパルスのファン団体、ブルーインパルスファ...
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逆光のブルーインパルスを撮ってみた!~エアフェスタ浜松~
快晴の浜松基地で名久井隊長が1区分
2022年10月23日(日)、浜松基地で開催されたエアフェスタ浜松でブルーインパルスが飛んだ。航空気象用語でいうところのSKC(スカイクリア)の快晴の空で、最上位となる「第1区分」のアクロバット飛行(曲技飛行)が実施された。飛行隊長の名久井朋之2空佐が編隊長を務める展示飛行としては、小松基地航空祭の1区分(曇り)、今治港開港100周年の編隊連携機動飛行(快晴)に次ぐ晴れやかな舞台となった。
ブルーインパルスが1区分というフルメニューで飛んだとなると、ここはそのすべてを網羅して満遍なく撮りたいもの。だがエアフェスタ浜松の会場となる浜松基地北地区は逆光で、...
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今治港開港祭とブルーインパルス
今治港開港100周年「みなとフェスティバル100」にブルーインパルスが参加
2022年10月15日(土)、愛媛県今治市の今治港開港100周年記念事業「みなとフェスティバル100」において、ブルーインパルスが展示飛行(編隊連携機動飛行)を実施した。
今治はブルーインパルスファンにとっては馴染みの地名である。というのもブルーインパルスグッズの中でも人気アイテムであるバスタオルやスポーツタオルが今治産だからだ。筆者はブルーインパルスのバスタオルを枕カバー代わりにして、あのふかふかの肌触りのタオルの上で就寝している。あの質感は特別だ。
今治は120年のタオル生産の歴史を持つ。糸を撚(よ)る工場、...
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ツアーはいよいよ終盤戦へ!ブルーインパルスの快進撃とタンクのお話
ブルーインパルスの快進撃(松島〜とちぎ国体)
「3年ぶり」という言葉で紹介される今年の航空祭にあって、ブルーインパルスはその主役として快進撃の真っ只中だ。
8月27日(土)、28日(日)の週末には、ホーム東松島市と松島基地において、東松島夏まつり・松島基地航空祭での二日連続での展示を成功させ、震災のみならずコロナ禍にも屈しない健在ぶりを示した。松島基地航空祭では、一般入場者が抽選となり人数制限もあった中、また天候不良で多くの展示飛行がキャンセルされた中、展示飛行を実施できたのは松島救難隊の救難ヘリUH-60Jとブルーインパルスのみであった。ブルーインパルスは限られた時間と悪天候の狭間で、...
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琵琶湖周航の歌、湖岸に舞うブルーインパルス ~自衛隊フェスタ50・70 in 滋賀高島~
2022年8月7日(日)、滋賀県高島市において「自衛隊フェスタ50・70 in 滋賀高島」が開催され、ブルーインパルスも展示飛行を披露した。朝には点在した雲もブルーインパルスの時間に向かってどんどんと消えていき、一部会場後方に雲を残したものの、快晴の灼熱の太陽にもとに見事な編隊連携機動飛行が実施された。
高島市長を発起人とする実行委員会により運営され、LINEなどを活用した情報発信は開催日になるとイベントの進行案内や臨時駐車場の混み具合をリアルタイムに発信したり、高島市の各臨時駐車場付近には十分な案内員が配置され、行き届いた運営が印象に残るイベントとなった。
快晴と桜の満開がミートした新...
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ブルーインパルスのフルショーが完全復活!フルショーって何?
3年ぶりの千歳基地航空祭
2022年7月31日(日)、千歳のまちの航空祭と題された千歳基地航空祭が開催された。3年ぶりに開催された千歳基地航空祭は、基地内会場を入場抽選制とし、基地外にも日本航空大学校などの会場を設けた多会場の複合的航空祭として開催され、入場者数は各社報道によると4万6千人という。
千歳基地の目玉といえば、北空の守りを固める第2航空団のF-15二個飛行隊であり、特別輸送航空隊の政府専用機であろう。知床遊覧船沈没事故でこの基地と千歳救難隊が救助捜索活動の前線となったことも忘れられない出来事だ。政府専用機は本来の最重要任務である要人輸送の任務が入り、前日に千歳基地を離れた。時...