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ブルーインパルスの招聘の仕方
新型コロナウイルス感染症の第3派の中、10都府県に緊急事態宣言がいまだ続いておりますけれども、ワクチンの輸入と接種が始まり、東京都では外出自粛や店舗の時短など皆の努力から3カ月ぶりに新規感染者数が200人を下回るなど、予断は許さぬものの、兆しのようなものも少し見えつつあるような気がしてきました。
筆者の生業とする航空貨物業界ではもう何年も前から医薬品輸送が重要なサービス提供分野として注目され、そのために必要なルール、輸送器具、温調倉庫・車両などが開発され、この新型コロナウイルスワクチン輸送でその本領がついに発揮され始めています。
他方、勤務地の成田空港周辺では大規模なグランドホテルクラス...
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ブルーインパルスが贈るクリスマスプレゼント
11月後半から12月中旬まで、ちょうど今頃の季節にブルーインパルスが実施する特別な課目があります。今から十年前のブルーインパルス50周年の冬、その課目はサプライズの特別な贈り物として披露されました。その課目は「クリスマスツリーローパス」。航空祭の空にクリスマスイルミネーションが現れるとは誰が想像したことでしょう。
(トップ写真は2019年12月1日の百里基地航空祭で実施されたクリスマスツリーローパスの写真を加工したイメージ写真です。ブルーインパルスの展示飛行はVFR(有視界飛行方式)でのみ実施され、夜間に展示飛行が行われることはありません)
展示飛行に革命をもたらした2006年ツアー
そ...
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【説明しよう!】「航空学生ファンシー・ドリル」について
中々コロナもおさまらずストレスのたまる毎日が続いてますね。結局今年度の航空祭もすべてが中止となり、残念なシーズンになってしまいましたが、これは私の後輩たち「航空学生」も例外ではありません。
例年であれば、各基地航空祭の地上の目玉として「ファンシー・ドリル」も展示を行っているところ、やはりすべてが中止となり残念ながら2年生である「第75期航空学生」たちのお披露目の場もなくなってしまいました。こうした展示でご両親やファンの皆様の前で、厳しい訓練で培った「ワザ」をお見せすることは、2年間という長い地上教育期間中でもモチベーションを維持できる格好の場でしたが・・・。
そこで「航空自衛隊チャンネル...
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【説明しよう!】「体験搭乗について」
注)本記事はブルーインパルスファンネットFacebookページに非定期連載してきた、元第11飛行隊の飛行班長の吉田信也氏執筆による【説明しよう!】の続編を防衛日報デジタルに掲載するものです。
体験搭乗といえど色々あります
さて先日の「イッテQ イモトジャパンツアーin宮城県 ブルーに乗る!」は皆様もちろんご覧になられたことと思います。大きな感動とかなりの反響があり、視聴率も中々良かったようですね。OBの私めとしても「ブルーがここまでメジャーになって!うん!うん!・・・余は満足じゃ・・・!」という気分でした(笑)。一説には「芸能人を・・・」とか、「また税金を使って・・・」とかあったようです...