Official Staff
国際観艦式でブルーインパルスが飛んだ!
11月6日に神奈川県相模湾で行われた「令和4年度 国際観艦式」。国際観艦式としての実施は20年ぶり2回目で、アメリカをはじめ、カナダ、オーストラリア、インド、パキスタンなど、総勢12か国から来日した18隻の外国艦艇が参加しました(詳細は 日刊紙「防衛日報」11月15日付記事でもご覧いただけます)。またこの日は、ブルーインパルスも展示飛行を披露。大きな注目を集めました。浜松基地での離着陸を見届けたブルーインパルスファンネット管理人の今村氏による取材コラムをお届けします(編集部より)
2015年以来の観艦式で国際観艦式としては20年ぶり
令和4年度(2022年度)の観艦式は各国艦艇を招待し...
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愛知県政150周年記念でブルーインパルスが飛ぶ! ~ブルーインパルス映画祭など関連イベントも充実~
11月6日に神奈川県相模湾で行われた「令和4年度 国際観艦式」でも勇姿を披露したブルーインパルス。今年も残すところあと2カ月を切りましたが、ブルーの飛行スケジュールは今月26日の「愛知県政150周年記念行事」をはじめ、3カ所も残されていますので、目が離せません。また、ブルーの展示飛行と同日の26日には、あいち航空ミュージアムで同館の開館5周年を記念した特別企画展が開催。さらに同館にほど近い「ミッドランドシネマ 名古屋空港」では18日から「ブルーインパルス映画祭」が催され、ブルーに関連する映画が3本上映されます。
当メディアに寄稿頂いているブルーインパルスのファン団体、ブルーインパルスファ...
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逆光のブルーインパルスを撮ってみた!~エアフェスタ浜松~
快晴の浜松基地で名久井隊長が1区分
2022年10月23日(日)、浜松基地で開催されたエアフェスタ浜松でブルーインパルスが飛んだ。航空気象用語でいうところのSKC(スカイクリア)の快晴の空で、最上位となる「第1区分」のアクロバット飛行(曲技飛行)が実施された。飛行隊長の名久井朋之2空佐が編隊長を務める展示飛行としては、小松基地航空祭の1区分(曇り)、今治港開港100周年の編隊連携機動飛行(快晴)に次ぐ晴れやかな舞台となった。
ブルーインパルスが1区分というフルメニューで飛んだとなると、ここはそのすべてを網羅して満遍なく撮りたいもの。だがエアフェスタ浜松の会場となる浜松基地北地区は逆光で、...
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今治港開港祭とブルーインパルス
今治港開港100周年「みなとフェスティバル100」にブルーインパルスが参加
2022年10月15日(土)、愛媛県今治市の今治港開港100周年記念事業「みなとフェスティバル100」において、ブルーインパルスが展示飛行(編隊連携機動飛行)を実施した。
今治はブルーインパルスファンにとっては馴染みの地名である。というのもブルーインパルスグッズの中でも人気アイテムであるバスタオルやスポーツタオルが今治産だからだ。筆者はブルーインパルスのバスタオルを枕カバー代わりにして、あのふかふかの肌触りのタオルの上で就寝している。あの質感は特別だ。
今治は120年のタオル生産の歴史を持つ。糸を撚(よ)る工場、...
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ツアーはいよいよ終盤戦へ!ブルーインパルスの快進撃とタンクのお話
ブルーインパルスの快進撃(松島〜とちぎ国体)
「3年ぶり」という言葉で紹介される今年の航空祭にあって、ブルーインパルスはその主役として快進撃の真っ只中だ。
8月27日(土)、28日(日)の週末には、ホーム東松島市と松島基地において、東松島夏まつり・松島基地航空祭での二日連続での展示を成功させ、震災のみならずコロナ禍にも屈しない健在ぶりを示した。松島基地航空祭では、一般入場者が抽選となり人数制限もあった中、また天候不良で多くの展示飛行がキャンセルされた中、展示飛行を実施できたのは松島救難隊の救難ヘリUH-60Jとブルーインパルスのみであった。ブルーインパルスは限られた時間と悪天候の狭間で、...
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琵琶湖周航の歌、湖岸に舞うブルーインパルス ~自衛隊フェスタ50・70 in 滋賀高島~
2022年8月7日(日)、滋賀県高島市において「自衛隊フェスタ50・70 in 滋賀高島」が開催され、ブルーインパルスも展示飛行を披露した。朝には点在した雲もブルーインパルスの時間に向かってどんどんと消えていき、一部会場後方に雲を残したものの、快晴の灼熱の太陽にもとに見事な編隊連携機動飛行が実施された。
高島市長を発起人とする実行委員会により運営され、LINEなどを活用した情報発信は開催日になるとイベントの進行案内や臨時駐車場の混み具合をリアルタイムに発信したり、高島市の各臨時駐車場付近には十分な案内員が配置され、行き届いた運営が印象に残るイベントとなった。
快晴と桜の満開がミートした新...
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ブルーインパルスのフルショーが完全復活!フルショーって何?
3年ぶりの千歳基地航空祭
2022年7月31日(日)、千歳のまちの航空祭と題された千歳基地航空祭が開催された。3年ぶりに開催された千歳基地航空祭は、基地内会場を入場抽選制とし、基地外にも日本航空大学校などの会場を設けた多会場の複合的航空祭として開催され、入場者数は各社報道によると4万6千人という。
千歳基地の目玉といえば、北空の守りを固める第2航空団のF-15二個飛行隊であり、特別輸送航空隊の政府専用機であろう。知床遊覧船沈没事故でこの基地と千歳救難隊が救助捜索活動の前線となったことも忘れられない出来事だ。政府専用機は本来の最重要任務である要人輸送の任務が入り、前日に千歳基地を離れた。時...
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空自航空学生77期がファンシードリルで航空祭デビュー ~ブルーインパルスも復活の防府航空祭~
航空学生の故郷、防府北基地
どの航空祭が一番好きですか?と聞かれたら、迷わず「ブルーインパルスの参加する防府北です」と答える。ブルーインパルス6機中4人から5人が航空自衛隊の航空学生の出身だ(海上自衛隊にも航空学生制度があるが、ここでは以下航空学生は航空自衛隊の航空学生とする)。航空学生は約2年間、パイロットになるための訓練や将来幹部自衛官になるために必要な訓練を防府北基地で受ける。航空学生の故郷ともいうべき防府北基地は山に囲まれ、直ぐ南は瀬戸内海の周防灘に面した防府市にある。その山間を縫って飛ぶブルーインパルスが実に美しいのだ。その中でも特に1番機編隊長は普段と違う飛行諸元で飛ばねばな...