豚熱ウイルス災派、12後支隊など200人出動|陸自12旅団
群馬県高崎市の養豚場で飼育されている豚が、伝染病CSF(豚熱)に感染していることが確認された。同県は9月27日、この養豚場が飼育するすべての豚約5400頭の殺処分を決め、同日午後6時40分に県知事から陸自12旅団長(相馬原駐)に対し、殺処分などの支援に係る災害派遣要請があった。
統合幕僚監部によると、自衛隊は27日午前8時から、12後方支援隊(新町駐)を基幹とする対処部隊(約200人)が9個班(1個班約20人)を編成。12後支隊のほかに12対戦車中隊(同)、12高射特科中隊(相馬原)、12施設隊(新町)、12通信隊(相馬原)が出動した。
隊員は6時間ごとのローテーションを組み、CSFウイ...