台風19号 被災地に3.1万人出動|陸海空自部隊
10月12日から13日未明にかけて、台風19号が東日本の広い範囲に記録的な大雨をもたらし、各地の河川で堤防が決壊するなど甚大な被害が続発した。自衛隊は1都10県から災害派遣要請を受け、河野太郎防衛大臣は13日、陸上総隊司令官を指揮官とする統合任務部隊を編成。隊員約3万1000人が被災地域に出動し、現在も懸命に行方不明者の捜索や生活支援を続けている。
自衛隊は12日午後8時30分、陸自2施設団長が宮城県知事から災害派遣要請を受けたのを皮切りに、栃木、静岡、長野、東京、福島、茨城、岩手、群馬、埼玉、神奈川の1都10県の知事から災派要請があった。13日、河野防衛大臣は、陸上総隊司令官、高田克樹...