令和元年版 防衛白書を公開|防衛省
河野太郎防衛大臣は9月27日の閣議で、令和元年版「防衛白書」について報告し、了承された。令和初の白書の対象期間には、岩屋毅前防衛大臣の下で進められた「防衛計画の大綱」(新防衛大綱)と「中期防衛力整備計画」(新中期防)の策定が含まれ、新たな時代の防衛力として、宇宙・サイバー・電磁波などの新領域を融合させた「多次元統合防衛力」の構想を強調したのが特徴だ。また、平成を振り返る「平成の防衛省・自衛隊~30年の歩み~」と題した記事も組まれ、資料的な価値の高い内容となっている。河野大臣は白書の前書きで「令和の時代も平和の時代となるよう、わが国の平和と安全を維持し、国際社会の平和と安定の確保に寄与する...