台風10号 離島の住民200人の避難支援|陸海空自衛隊
河野大臣「初動態勢を組み、万全期す」
沖縄、九州地方のほぼ全域を巻き込み、各地に大きな爪痕を残した台風10号。自衛隊は約2万2000人で初動態勢を組み、9月4、5の両日、鹿児島県の離島の住民200人の避難支援にあたった。6日、政府は関係閣僚会議を開き、安倍首相が「命を守る行動を」と呼び掛け、多くの住民が事前に避難した。被害の全貌はまだ明らかになっていないが、宮崎県椎葉村では土砂崩れが発生。8日現在、多くの住民が避難所などに身を寄せるなどしている。
4日午後1時、鹿児島県知事から陸自8師団長(北熊本駐)に対し、台風10号の接近に伴う住民避難のための災害派遣要請があった。
防衛省によると、自...