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福島空港「空の日」フェスティバル ~レッドブル・エアレース世界チャンピオン・室屋義秀氏と共演のブルーインパルス、翌週には鈴鹿サーキットのF1で展示飛行~
ブルーインパルスが福島の空で飛んだ。福島空港で開催された「空の日」フェスティバルで「ブルーインパルス&室屋義秀エアショー」が実現。令和5年(2023年)9月14日(木)には予備機が単機展開。同機には松島基地でブルーインパルスに体験搭乗したレッドブル・エアレース世界チャンピオンの室屋義秀氏が同乗し、福島県の浜通りを経由しての飛来となった。操縦は総括班長の林幸一郎3空佐が担当した。
15日(金)の予行と16日(土)の本番では、ブルーインパルス本隊が松島基地よりリモートで展示飛行を実施した。松島基地よりの飛来時には福島県の浜通り方面をパレード飛行し、16日(土)には福島空港での展示飛行の最中に...
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令和5年度三沢基地航空祭 ~台風13号が消えるも雲の残った展示飛行~
令和5年9月10日(日)、三沢基地において三沢基地航空祭が開催された。航空自衛隊の主催で米軍三沢基地と三沢市防衛協会が共催し、三沢市/三沢市商工会/三沢市観光協会/空自三沢基地OB会が後援する町を挙げてのビッグイベントだ。台風13号の影響が心配されたが、一部の展示飛行が中止となり、ブルーインパルスも時間変更となったものの、無事に開催された。
時間変更して実施されたブルーインパルスの展示飛行
ブルーインパルスの展示飛行は当初10:00開始で予定され、12:45開始に変更された。当日の三沢基地は朝から低い雲に覆われ霧雨も降っていた。天候回復を待つための変更と思われた。
当日の飛行場実況気象通...
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東松島夏まつり2023のブルーインパルス ~青の街と松島基地帰還10周年の夏~
翌日に松島基地航空祭を控えた令和5年(2023年)8月26日(土)、宮城県東松島市のJR矢本駅前で東松島夏まつりが開催され、ブルーインパルスが展示飛行を実施した。
松島基地のある矢本の地名の由来
ブルーインパルスといえば東松島市の矢本、矢本といえばブルーインパルス。松島基地にブルーインパルスを見に行くことを聖地松島詣でと言った。聖地松島の玄関口が矢本駅だ。
矢本の地名は、源義経が岩手の平泉で自刃する際に、愛鷹八本を解き放ち、矢本の滝山公園辺りに飛来したことに由来する。鷹は本(もと)とカウントするという。八本が矢本になったのだ。
明治の時代には鷹来村という名前だった。いまでも矢本IC北側の...
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ブルーインパルス唯一のトワイライトショーが復活 ~第100回 石巻川開き祭り~
夕刻のトワイライトショー(薄暮展示)が復活
令和5年(2023年)8月5日(土)、第100回の記念すべき石巻川開き祭りでブルーインパルスが飛んだ。今年の石巻川開き祭りは東日本大震災前の開北橋下流側に会場が戻り、ブルーインパルスの展示飛行もまた震災前の夕刻の展示飛行が復活した。
ブルーインパルスはお隣、東松島市の航空自衛隊松島基地からの離着陸で、編隊連携機動飛行を展示した。
メイン会場となった開北橋下流の南側には「仮設大橋団地」があった。石巻市内にあったプレハブ仮設住宅は令和2年(2020年)1月17日をもってすべて解消になったという。しかしGoogle Mapの衛星写真を見ると、会場とな...
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新生ブルーインパルスが第1区分の曲技飛行を展示 ~3番機OBも登場の「千歳のまちの航空祭2023」~
巨大空港で多くの協力を得て開催された「千歳のまちの航空祭」
令和5年(2023年)7月30日(日)、航空自衛隊千歳基地をメイン会場として、千歳市内やアウトレットモール、日本航空大学校を会場に「千歳のまちの航空祭」が開催された。千歳基地航空祭を発展的に改名し、地域と一体となって開催する航空祭だ。昨年は「千歳基地航空祭〜千歳のまちの航空祭〜」とサブタイトルだった名前を「千歳のまちの航空祭」とした。
新千歳空港と千歳飛行場(千歳基地)を擁する滑走路が4本ある巨大空港は、航空自衛隊千歳管制隊により民航機と自衛隊機が一体的に管制されている。日本で滑走路が4本ある空港は羽田と千歳だけだが、羽田とはま...
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絶景の松島海岸を飛ぶブルーインパルス ~4年ぶりの「日本三景の日」記念事業で~
「日本三景の日」記念事業
令和5年(2023年)7月21日(金)、宮城県の松島海岸でブルーインパルスが飛んだ。
寛永20年(1643年)、将軍徳川家光の時代に、儒学者の林春斎が、松島、天橋立、宮島を卓越した三つの景観として著書『日本国事跡考』に記した。林春斎の誕生日が7月21日であることから、日本三景観光連絡協議会が7月21日を「日本三景の日」と制定したという。
航空祭などと同様に4年ぶりの開催となった日本三景の日記念事業だが、ブルーインパルスもまた4年ぶりの参加となった。4年前には会場上空まで飛来し展示飛行を試みたが、天候不良により引き返している。ブルーインパルスの展示記録には4年前の...
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世界水泳2023福岡でブルーインパルスが祝賀飛行 ~8の字パターン、ロングスモーク、パレードパスを駆使した4課目展示~
3連休前日の2023年7月14日(金)、福岡市でブルーインパルスの展示飛行が行われた。これは、世界水泳選手権2023福岡大会の開会日に行われたものだ。福岡市にブルーインパルスが登場するのは2016年6月26日の第99回ライオンズクラブ国際大会以来の7年ぶりとなる。
今回の展示会場となった福岡市街地は福岡空港/空自春日基地が近接している地形だ。そのため、ブルーインパルスの展示飛行を実施する約10分間は福岡空港の離着陸が中断された。福岡空港・民間航空各社等の協力により今回の展示飛行は実現している。
祝賀飛行はデルタ・ローパスで開始。内湾を挟んだ対岸に位置する西戸崎地区からスモークオンし、展示...
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ブルーインパルスの松島基地帰還10周年 ~防衛省・東北防衛局ラジオトークの記録から見る帰還当時~
2011年(平成23年)3月10日、ブルーインパルスは九州新幹線全線開通記念行事のために福岡県遠賀郡の空自芦屋基地に展開した。翌3月11日には、その展示飛行の予行のために博多駅上空を飛んでいる。同日14:46、東北地方太平洋沖地震が発生した。
災害派遣にも参加し、芦屋基地での移動訓練における飛行訓練や展示飛行の再開を経て、2013年(平成25年)3月31日付けをもって松島基地帰還を果たした。
この日から今年で10年が経った。その頃の出来事を、松島基地も所管する防衛省・東北防衛局のコミュニティーFMラジオトークの記録からその一部を抜粋して、振り返ってみたい。
平成23年(2011年)4月、...
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東北絆まつり2023青森で名久井隊長が凱旋飛行! ~UW旗の上がる青森港を飛ぶブルーインパルス~
東北絆まつり節目の年に青森県出身の名久井隊長が飛んだ!
令和5年(2023年)6月17日(土)、2日間開催の「東北絆まつり2023青森」初日、会場となる青森県青森市の青森港上空でブルーインパルスが展示飛行を実施した。
東北六県より代表的お祭りが集まる東北絆まつりには、その前身である東北六魂祭より毎年ブルーインパルスが参加し、復興の翼として再起したブルーインパルスと東北の絆を象徴する展示飛行となっている。東北絆まつりはこの青森で六県を一巡したが、公道でのパレードは4年ぶりという。今年、松島基地帰還10周年を迎えたブルーインパルスと同じく東北絆まつりもひとつの節目を迎えた。
東北絆まつり20...
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ワイド・トゥ・デルタ・ループで始まったリモート展示、山間アクロ! ~防府航空祭で1番機・川島良介3空佐がアクロデビュー!~
次期飛行班長の川島良介3空佐が山に囲まれた防府航空祭でデビュー
令和5年(2023年)6月4日(日)、山口県防府市の航空自衛隊防府北基地で「防府航空祭~幸せます防府北~」が開催された。
築城基地からの発着で飛来して展示飛行を行う「リモート展示」を行ったブルーインパルスは、美保基地航空祭直前にOR(Operation Readiness=曲技飛行操縦士)となった次期飛行班長の川島良介3空佐を1番機・編隊長に投入し、間髪を入れずのアクロデビューを果たした。
空自航空学生の故郷である防府北基地は、防府平野の真ん中で周囲の山に囲まれており、風光明媚な風景の中で展示飛行が見られる。どの会場でブルー...
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飛行班長・平川通3空佐のラストアクロ! ~美保基地航空祭2023のブルーインパルス~
輸送機が集結した4年ぶりの美保基地航空祭
令和5年(2023年)5月28日(日)、4年ぶりに美保基地航空祭が開催された。航空自衛隊美保基地所属のC-2輸送機やKC-46A空中給油輸送機が迫力の機動飛行を見せた他、築城基地からリモート展示のF-2A、小松基地から展開した小松救難隊、同じ美保飛行場を基地とする海保や陸自も展示飛行を行った。地上展示では政府専用機、飛行点検隊のU-680Aなどが集結した。
6年ぶりとなるブルーインパルスも参加し曲技飛行(アクロバット飛行)を展示した。岩国フレンドシップデー、全国丸森いち、に次ぐツアー日程であるが、岩国が天候不良で地上展示のみになり、丸森が飛行場外...
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