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【ブルーインパルスの歴史を追う!Vol.1】 来た! 見た? 撮った? ブルーインパルスの記憶再発掘プロジェクト
注)本記事は、小河正義ジャーナリスト基金助成金を受け、ブルーインパルスファンネットの調査研究部会の活動として、航空ファン誌の航空祭記事などでご記憶の方もおられるかと思いますが、サイエンスコミュニケーションの研究者やカメラマンとして活躍された藤吉隆雄氏により作成されたものです。不明点は継続して調査を進めますので、当時の資料や記憶がある方はぜひご連絡ください。
(注・ブルーインパルスファンネット 管理人 今村義幸)
2020年3月20日の東京五輪聖火到着式での展示飛行で五輪を描くためにカラースモークが使われた。実に20年以上ぶりのカラー展示だ。五輪は風に吹き消されてしまったが、この特別な1回...
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となみチューリップフェア
2021年4月22日、「第70回となみチューリップフェア」が開幕しました。会場の砺波チューリップ公園では開幕式に続き、富山県では初となるブルーインパルスの展示飛行が実施されました。昨年5月29日の医療従事者等に対する敬意、感謝を示すフライトから実に328日ぶりとなる展示飛行は注目度も高く、会場にはたくさんの報道各社も詰め掛けておりました。
砺波という地名は知っていたが
砺波という地名は知っておりました。北陸道が通り、東海北陸道と交差するところ。東日本のブルーインパルスファンにとっては小松基地航空祭へ行くときに通過する場所、というイメージが強いのではないでしょうか。
いつも9月の新米の収穫...
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ブルーインパルスの伝統を次代へと繋ぐ功労者たち
2021年度ツアースケジュールの第一弾、第二弾が発表になりましたね!4月22日(木)には富山県での初展示飛行となる砺波市での「第70回となみチーリップフェア」、4月29日(木・祝)には埼玉県所沢市メットライフドーム上空での「ー夢、希望、感動、笑顔を― GO!ライオンズ!Supported by 航空自衛隊ブルーインパルス」の日程が発表になりました。
参加される方はコロナ対策など徹底の上、是非一年ぶりの展示飛行を楽しんできてください。
スケジュール|ブルーインパルス|広報|防衛省 [JASDF] 航空自衛隊
航空自衛隊〔JASDF〕オフィシャルサイト:ニュース・航空機の紹介・イベント情報・...
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ブルーインパルスの招聘の仕方
新型コロナウイルス感染症の第3派の中、10都府県に緊急事態宣言がいまだ続いておりますけれども、ワクチンの輸入と接種が始まり、東京都では外出自粛や店舗の時短など皆の努力から3カ月ぶりに新規感染者数が200人を下回るなど、予断は許さぬものの、兆しのようなものも少し見えつつあるような気がしてきました。
筆者の生業とする航空貨物業界ではもう何年も前から医薬品輸送が重要なサービス提供分野として注目され、そのために必要なルール、輸送器具、温調倉庫・車両などが開発され、この新型コロナウイルスワクチン輸送でその本領がついに発揮され始めています。
他方、勤務地の成田空港周辺では大規模なグランドホテルクラス...
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ブルーインパルスが贈るクリスマスプレゼント
11月後半から12月中旬まで、ちょうど今頃の季節にブルーインパルスが実施する特別な課目があります。今から十年前のブルーインパルス50周年の冬、その課目はサプライズの特別な贈り物として披露されました。その課目は「クリスマスツリーローパス」。航空祭の空にクリスマスイルミネーションが現れるとは誰が想像したことでしょう。
(トップ写真は2019年12月1日の百里基地航空祭で実施されたクリスマスツリーローパスの写真を加工したイメージ写真です。ブルーインパルスの展示飛行はVFR(有視界飛行方式)でのみ実施され、夜間に展示飛行が行われることはありません)
展示飛行に革命をもたらした2006年ツアー
そ...
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【説明しよう!】「航空学生ファンシー・ドリル」について
中々コロナもおさまらずストレスのたまる毎日が続いてますね。結局今年度の航空祭もすべてが中止となり、残念なシーズンになってしまいましたが、これは私の後輩たち「航空学生」も例外ではありません。
例年であれば、各基地航空祭の地上の目玉として「ファンシー・ドリル」も展示を行っているところ、やはりすべてが中止となり残念ながら2年生である「第75期航空学生」たちのお披露目の場もなくなってしまいました。こうした展示でご両親やファンの皆様の前で、厳しい訓練で培った「ワザ」をお見せすることは、2年間という長い地上教育期間中でもモチベーションを維持できる格好の場でしたが・・・。
そこで「航空自衛隊チャンネル...
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【書評】ブルーインパルス パーフェクト・ガイドブック
2003年、2010年、2015年、2020年…ブルーインパルス パーフェクト・ガイドブックの最新刊が2020年の今年、ブルーインパルス創立60周年版として11月5日に発売された。
今年も写真と解説と資料と盛りだくさんのメニューを楽しめる、手応え十分かつ益々進化した一冊に仕上がり安心した。何よりブルーインパルスもファンも大変なこの時期に刊行してくれたことが嬉しい。
筆者にとってはバイブルであり一級資料である。前記事「ブルーインパルスの存在意義-広報活動と抑止力-」の終わりに、筆者をブルーインパルスへの熱狂へといざなった言葉として、当時の隊長の「自衛隊と国民の一体感を示すフライト」という言...
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【説明しよう!】「体験搭乗について」
注)本記事はブルーインパルスファンネットFacebookページに非定期連載してきた、元第11飛行隊の飛行班長の吉田信也氏執筆による【説明しよう!】の続編を防衛日報デジタルに掲載するものです。
体験搭乗といえど色々あります
さて先日の「イッテQ イモトジャパンツアーin宮城県 ブルーに乗る!」は皆様もちろんご覧になられたことと思います。大きな感動とかなりの反響があり、視聴率も中々良かったようですね。OBの私めとしても「ブルーがここまでメジャーになって!うん!うん!・・・余は満足じゃ・・・!」という気分でした(笑)。一説には「芸能人を・・・」とか、「また税金を使って・・・」とかあったようです...
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ブルーインパルスの存在意義 -広報活動と抑止力-
前回はブルーインパルスの展示飛行が三種類あることを解説しました。ブルーインパルスが安全第一で、またどこでも曲技飛行をするわけではないということをご理解いただけたかと思います。本稿では何故ブルーインパルスが展示飛行で飛ぶのかを考えていきます。
ブルーインパルスの展示飛行の目的
ブルーインパルスは自衛隊唯一の展示飛行専門チームです。専門チームを設けてまで実施する展示飛行にはどのような目的があるのでしょうか。
海外ではブルーインパルスのような展示飛行専門チームのことをディスプレイ・フライト・チーム(Display Flight Team)と言ったり、展示飛行のことをデモンストレーション・フライ...
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ブルーインパルスの展示飛行の種類 曲技飛行(アクロバット飛行)、編隊連携機動飛行、航過飛行
5月29日の感謝飛行では、東京上空をブルーインパルスが飛びました。このとき、東京上空を戦闘機が曲技飛行した、と思われた方もいるかもしれません。ブルーインパルスは確かに航空自衛隊の戦闘機パイロットによって編成されたチームで、一番若いパイロットでも二機編隊長の資格を持つ、精鋭の戦闘機パイロットが集められています。でも、使っている飛行機はジェット“練習機”T-4で、感謝飛行も“航過飛行”という(曲技飛行ではない)フライトだったのです。ですので、東京上空を練習機を使ったブルーインパルスが航過飛行した、というのが正しい言い方です。
ブルーインパルスは自衛隊唯一の展示飛行専門チームです。純国産のジェ...
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ブルーインパルスの基本隊形(機体の間隔)
ブルーインパルスが編隊で飛ぶ時の機体の間隔に注目してみましょう。先日の東京上空の感謝飛行では、ソーシャルディスタンスを保って幅広隊形で飛んだ、などとささやかれたものですが、実は皆さんが想像する以上に細やかに間隔が設定されているのです。
航空自衛隊の基地(飛行場)で行われる航空祭では、時には翼と翼が重なり1メートル以下まで近づく密集隊形で、曲技飛行を行ないます。
また、航空祭以外のイベントでも編隊連携機動飛行や航過飛行といった展示飛行のメニューがあり、そのどれをとっても、ブルーインパルスの機体間の間隔は、細かく段階をもって設定されているのです。
さて、ブルーインパルスの機体の間隔は6段階設...
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