島民たちの命を守り50年 緊急患者空輸出動件数1万回に|陸自15旅団
「地域の安心・安全のために」
【2022年4月14日(木)2面】 <沖縄>陸自15旅団(旅団長・井土川陸将補)が50年にわたって実施してきた沖縄周辺の離島からのヘリコプターなどを使った緊急患者空輸の出動件数が4月6日午前、通算1万回に達した。昭和47年の本土復帰の年以降、沖縄県内の離島や鹿児島県の奄美諸島以南の島民らの命を守って半世紀。節目となった同日、15旅団は公式ツイッターで改めて地域の護(まも)りを誓った。
緊急患者空輸の任務にあたる15旅団15ヘリコプター隊(隊長・後村1陸佐)などによると、1万回となった4月6日午前11時30分ごろ、大けがをした南大東島に住む女性の搬送を求める要...