日米共同で指揮所演習|陸自西部方面隊
陸自西部方面隊(総監・本松陸将)は12月3日から16日の間、西方管区で実施された令和元年度「日米共同方面隊指揮所演習(YS77)」に隊員約1550人を参加させた。宇宙・サイバー・電磁波の新たな領域における能力と、陸海空の従来の能力を有機的に融合した「領域横断作戦」の具体化に向けて練度を向上させるのが目的。陸自5コ方面隊のほか、陸海空自の各部隊合わせて約6400人と、米陸軍の約1600人が訓練に臨んだ。
9日、健軍駐で行われた訓練開始式で、自衛隊側の指揮を執る西方総監の本松陸将は、「陸自の多次元統合防衛力の先駆者としての自覚を持ち、訓練の成果を今後につなげる着意を持って臨め」と要望した。米...