140分の飛行時間を可能にしたハイブリッド型ドローン

飛行するAeroRangeQuad
エアロジーラボ社の開発するAeroRangeQuadは、エンジン発電機と燃料を機体に搭載し、発電した電気を動力源として飛行するハイブリッド型ドローン。従来型のドローンと異なり、バッテリー交換不要で最大140分の飛行を可能にしている。動力をバッテリーのみに頼らないため、これまでのバッテリー充電時間の手間や劣化による交換コストなども大幅に解消される。

極めて高い剛性と軽量性を誇るカーボンファイバー製ボディー
カーボンによる一体成型フレームを採用し、軽量化と高強度を実現。カーボンフレーム内部の空洞を燃料タンクとした構造は、レーシングカー技術を応用し、これらの技術並びに配置や貯留方法は特許を取得している。また、機体全体も衝撃がフレームにおよびにくい設計(フレキシブル構造)にしており、燃料タンクを守る高い安全性を実現。

機体は完全に国内アセンブル。日本のものづくり品質にこだわり開発を行っている

扱いやすさを考慮した機体構造
石油燃料を使わず、ユーグレナ社のバイオ燃料によって飛行することも可能だ。ユーグレナ社はミドリムシから抽出したバイオ燃料の開発を行うバイオテクノロジー企業で、このバイオ燃料は、燃焼時に排出したCO2(二酸化炭素)を光合成によって吸収するという、極めてCO2フリーなもの。SDGs(持続可能な開発目標)にも取り組んでいる。

二酸化炭素の排出を抑えたユーグレナ社のバイオ燃料を使用することも可能
そのほか、AeroRangeQuadには「赤外線カメラ」「暗視カメラ」「サーチライト」「配送ボックス&ウインチ」など、さまざまなソフトウェアやアプリケーションを搭載できる。機能美を追求した格調高いデザインに加え、あらゆる社会問題を解決するための機能が備わったハイスペックドローンだ。

さまざまなソフトウエアやアプリケーションを搭載することが可能/暗視カメラ・赤外線カメラ

サーチライト

Lidarセンサー

配送ボックス

PFD(ライフジャケット)

パラシュート
AeroRangeQuad主な仕様 | ||
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機体 | 寸法 | 1280mm |
乾燥重量 | 14.3㎏ | |
最大ペイロード | 5.0㎏ | |
最大飛行時間 | 140分(ペイロードなし) | |
90分(ペイロード2.0㎏) | ||
60分(ペイロード3.0㎏) | ||
フライトコントローラー | Pixhawk | |
ハイブリッド・パワーユニット | 発電出力(最大) | 2.0kW |
発電出力(連続) | 1.8kW | |
エンジン形式 | 空冷2サイクル | |
排気量 | 32cc | |
使用燃料 | 混合ガソリン |
【Promotion Video】AeroRangeQuad
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