上から ウダロイⅠ(543)、マルシャル・ネデリン(331)、3キロ級潜水艦

 【2022年3月18日(金)2面】 ロシア海軍の艦艇が日本周辺での活動を活発化させている。3月10日以降、津軽海峡を10隻が西進したり、潜水艦3隻を含む計6隻が宗谷海峡を通過したほか、津軽海峡で兵器輸送艦1隻が確認された。防衛省は、ロシア軍がウクライナへの軍事侵攻と呼応する形で極東地域で行っている大規模海上演習に参加していた艦隊とみて、航行の目的などを分析している。

 統合幕僚監部の発表によると、3月10日午前2時ごろ、海自が襟裳岬の東北東約180キロの海域で、南西進するロシア海軍艦艇「ウダロイⅠ級駆逐艦」など計10隻を確認。これらの艦艇は、2月に日本海とオホーツク海の南部で確認された艦艇と同じで、津軽海峡を西進し、日本海へ向けて航行したという。

 また、14日午前0時ごろ、北海道の宗谷岬の南東約130キロの海域を艦艇6隻が航行しているのを海自の艦艇が確認した。この中には、「キロ級潜水艦」3隻や「マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦」1隻も含まれていた。同9時ごろには、尻屋崎の東北東約70キロの海域で、西進する「ズヴョズドチカ級兵器輸送艦」1隻が確認された。

 ロシア海軍は2月以降、オホーツク海などで20隻以上が参加する大規模な海上演習を行っており、こうした艦艇は演習に参加していたとみられている。

 ロシア海軍の艦艇が日本周辺での活動を活発化させている。3月10日以降、津軽海峡を10隻が西進したり、潜水艦3隻を含む計6隻が宗谷海峡を通過したほか、津軽海峡で兵器輸送艦1隻が確認された。防衛省は、ロシア軍がウクライナへの軍事侵攻と呼応する形で極東地域で行っている大規模海上演習に参加していた艦隊とみて、航行の目的などを分析している。

 統合幕僚監部の発表によると、3月10日午前2時ごろ、海自が襟裳岬の東北東約180キロの海域で、南西進するロシア海軍艦艇「ウダロイⅠ級駆逐艦」など計10隻を確認。これらの艦艇は、2月に日本海とオホーツク海の南部で確認された艦艇と同じで、津軽海峡を西進し、日本海へ向けて航行したという。

 また、14日午前0時ごろ、北海道の宗谷岬の南東約130キロの海域を艦艇6隻が航行しているのを海自の艦艇が確認した。この中には、「キロ級潜水艦」3隻や「マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦」1隻も含まれていた。同9時ごろには、尻屋崎の東北東約70キロの海域で、西進する「ズヴョズドチカ級兵器輸送艦」1隻が確認された。

 ロシア海軍は2月以降、オホーツク海などで20隻以上が参加する大規模な海上演習を行っており、こうした艦艇は演習に参加していたとみられている。

写真:統合幕僚監部提供


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防衛省 統合幕僚監部
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