異例の回数公表 中国空母「遼寧」が200回以上発着艦 |防衛省
沖縄南方海域で5月3日から連日
【2022年5月17日(火)2面】 中国海軍の空母「遼寧」が5月3日以降、沖縄南方の太平洋で実施している艦載戦闘機やヘリなどの発着艦が200回を超えていることが、防衛省の同15日までの調査で分かった。回数の公表は異例。発着艦は同13日を除いて毎日行われている。岸信夫大臣によると、日本にこれまでで最も近接し、台湾にも近い海空域での実施とされ、同省は「引き続き強い緊張感をもって情報収集などを実施する」としている。
岸大臣「懸念を持って注視せざるを得ない」
統合幕僚監部の15日までの発表によると、遼寧はレンハイ級ミサイル艦やルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦など、ほかの...