日米韓でミサイル情報共有システムの運用開始 北朝鮮のミサイルの早期探知へ|防衛省
防衛省は12月19日から、日米韓のミサイル情報共有システムの運用を開始したと発表した。各国の警戒監視レーダーやイージス艦などのアセット(装備)を活用し、北朝鮮から発射されたミサイルを即座に追尾・探知することが可能となる。さらに3カ国の訓練計画を策定し、定例化することでも一致した。
木原稔防衛相と米国のオースティン国防長官、韓国の申源湜(シン・ウォンシク)国防相は同日、共同プレス声明を発表し、「3カ国の安全保障協力の新たな時代をさらに前進させることになる」とした。11月に開催された日米韓防衛相会談で、ミサイル情報共有システムとこれに関連した共同訓練の策定などを年内に行うことで合意していた。...