隊員の要望に応え、居室のベッドをすべてシングル化|日本原駐屯地
【2021年11月9日(火)2面】 <岡山>日本原駐(司令・坂井1陸佐)は10月6日、駐屯地内の居室のベッドをすべてシングル化した。隊員が高い士気と規律を維持し、能力を十分に発揮できる生活・勤務環境とするのが目的。防衛省では、即応性確保などのため隊舎・宿舎の建て替えを進めており、今回のシングル化は、隊員の要望を上司らが議論し、賛同。実施が決まった。従来の2段ベッドからの模様替えに、「圧迫感がない」「相手に気を使わなくていい」と隊員の反応も上々だ。
日本原駐によると、ベッドをシングル化したのは、8部屋の約15床。きっかけは、隊員たちからの要望だった。
「駐屯地には多くの建物が建っていて、た...