【技術力は防衛力】固定翼VTOLの実用化へ 離着陸時に主翼を折り畳みコンパクトに|株式会社AirKamuy
スタートアップ企業の株式会社AirKamuy(エアカムイ)は固定翼VTOL(垂直離着陸機)の実用化に向け、開発を進めている。固定翼VTOLはマルチコプタードローンよりも速度が速く、航続距離や飛行時間が長いといった利点があり、自衛隊や海上保安庁なども関心を寄せている。同社が開発する固定翼VTOLはその利点に加え、離着陸時に主翼を折りたたむことができ、狭い場所も運用できるのが特徴だ。同社の代表取締役兼CEO(最高経営責任者)を務める山口拓海氏は令和9年の完成を目指し、「さらなる改良を進める」と意気込む。
電動とハイブリットの両タイプを開発
株式会社AirKamuyが開発している「AirKam...