令和5年度 国内最大規模の実弾射撃演習「富士総合火力演習」
侵攻阻止から撃破まで 迫真の「離島防衛」
陸上自衛隊は5月27日、東富士演習場(静岡県御殿場市など)で、国内最大規模の実弾射撃訓練「令和5年富士総合火力演習」(総火演)を実施した。演習では、島嶼(しょ)部に上陸を試みる敵を迎え撃ち、撃破するシナリオで、隊員約2500人が参加した。海洋進出を強める中国を念頭に、自衛隊の防衛力強化を国内外にアピールする狙い。総火演は今年で65回目。コロナ対策で3年連続中止されていた一般公開は、本来目的である教育訓練に注力するため、今回も解禁しなかった。
攻撃用のUAVNEWS運用・・・自衛隊の力内外にアピール
演習は、昼夜それぞれ前段と後段の2部構成で行った...