宇宙

SDA衛星の製造・実証事業キヤノン電子と契約キラー衛星やスパイ衛星の監視強化へ｜防衛省

防衛省は9日、不審な衛星の動向を監視する多軌道観測実証衛星の製造・試験の実証事業について、キヤノン電子と契約したと発表した。同実証事業では低軌道（高度500～1000キロ）から静止軌道までの範囲で他国の衛星攻撃衛星（キラー衛星）や情報収集衛星（スパイ衛星）の動向を把握する「宇宙領域把握（SDA）衛星」の開発を進める。民間ロケットでの打ち上げも視野に入れる。こうした民間事業者と連携した実証事業を進め、宇宙空間の安全で安定的な利用を確保するSDA能力の向上を図る。

編集部 @ dailydefense

防衛省 SDA衛星宇宙

創設70周年記念でロゴとキャッチフレーズを発表空と宇宙をイメージ｜航空自衛隊

航空自衛隊は4日、創設70周年を記念したキャッチフレーズとロゴマークを発表した。キャッチフレーズは任務領域が空に加え宇宙まで広がっている意味を込めて「大空とその先へ」とした。ロゴは宇宙をイメージした黒を背景に電磁波やサイバーを意味する青い線などを織り交ぜた。今月25日には記念式典を開く見込み。

編集部 @ dailydefense

航空自衛隊 70周年記念宇宙

日本が「連合宇宙作戦イニシアチブ」に参加多国間枠組みで連携強化図る｜防衛省

防衛省は11月5日、宇宙安全保障に関する多国間枠組み「連合宇宙作戦イニシアチブ（CSpO）」へ参加すると発表した。７日にドイツ・ベルリンで開かれる会議に防衛省と航空自衛隊の代表者が出席する。宇宙領域での作戦能力強化に向け、米国をはじめ参加国との連携を強化する。

編集部 @ dailydefense

防衛省宇宙

空自が都内に宇宙関連の部署新設　民間技術で研究開発も｜防衛省

防衛省は9月28日、東京都内のシェアオフィスに宇宙関連の部署を新設すると発表した。航空自衛隊としてシェアオフィスに拠点を設けるのは今回が初めてで、民間企業の先端技術や知見を、防衛装備の研究開発などに生かす狙い。空自が10月2日に新設するのは「宇宙協力オフィス」。拠点は宇宙分野のスタートアップなど約250社が入る港区虎ノ門のシェアオフィスに構える。宇宙や通信分野に関わる佐官級の自衛官数人が常駐する見込み。調査研究と情報収集のほか、空自の活動の周知のため、セミナーなどのイベントを開催する。内倉浩昭航空幕僚長は会見で、「官民協力を通じて、わが国全体の宇宙空間における能力向上につなげていきた...

編集部 @ dailydefense

防衛省航空自衛隊宇宙

【デジタル限定】政府の「宇宙安全保障構想」原案が判明防衛利用の拡大へ

政府が6月上旬にも策定を目指す「宇宙安全保障構想」の原案が明らかになった。防衛目的の宇宙利用を拡大させるほか、宇宙空間の安全システムの確立、安全保障における宇宙産業の育成が主な柱。米国と連携し、敵基地攻撃能力（反撃能力）を担う長射程の「スタンド・オフ・ミサイル」の実効性を高めることや、海洋の情報を把握する「海洋状況把握（MDA）」により不審船などを探知・追尾する能力を高める。さらにミサイル防衛網を突破する恐れのある超極音ミサイルへの対処能力の強化を目指す。民間と協力した技術開発や、宇宙ゴミ「スペースデブリ」除去にも注力する。

編集部 @ dailydefense

防衛省宇宙デジタル限定会員限定

This article is a sponsored article by
''.