2022年度3四半期の空自スクランブルは612回に|統合幕僚監部
中国機、依然活発 全体の75%
【2023年1月27日(金)2面】 統合幕僚監部は1月20日、2022年度(令和4)3四半期(4~12月)の航空自衛隊戦闘機による緊急発進(スクランブル)が計612回に上ったと発表した。前年同時期より減少はしたが、中国機(推定含む)が全体の約75%を占めるなど、中国機の活動は依然活発だ。また、5月に続き、今年度2回目となる中国、ロシア両機による長時間の共同飛行も確認されており、防衛省・自衛隊は引き続き警戒を強めている。
全体の回数は前年度同時期の785回から173回減少した。推定を含め、対象国・地域別では、中国機の462回(前年度比109回減)が最多となっ...