紅海南部でイエメンの親イラン武装組織「フーシ派」による商船への攻撃が相次いでいることを受けて、自衛隊の海賊対処行動の活動範囲が広がりそうだ。米側が軍艦による商船の護衛強化について友好国と調整を図っており、木原稔防衛相は8日の閣議後会見で「米国を含む関係国と協議している」と明かした。米国主導の新たな枠組みに参加することになれば活動範囲が紅海周辺海域に広がる可能性もある。

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