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【特別編】施設科部隊を主体とする精鋭部隊|陸上自衛隊岩見沢駐屯地
北の大地の護りを担う陸上自衛隊岩見沢駐屯地(司令・山下1陸佐)は今年、創立70周年を迎える。全国でも3個中隊しかない「坑道中隊」を有するなど、主に施設科部隊を主体とした集団だ。近隣の炭鉱と港湾都市を結ぶ列車の一大拠点として栄えた岩見沢市の発展とともに、防災訓練行事の支援や、装備品展示、社会貢献活動など、地域住民の安全・安心、地域コミュニティーの維持・活性化にも大きく貢献してきた。近年は、戦闘様相の変化に伴い、「ITC(情報通信技術)施工」を推進するなど、新たな活動にも積極的に取り組んでいる。
※本日の【特別篇】岩見沢駐屯地は日刊紙と一部構成を変えております。
【特別編】第302坑道中隊-最後の訓練検閲-|陸上自衛隊岩見沢駐屯地
岩見沢駐屯地を取材対象とした大きな目的の一つに、「坑道中隊」の存在があった。全国で3個しかない中隊。有事の際、陸自のミサイル発射機や車両などを敵の攻撃から防護するためのトンネル(坑道)を掘削する部隊だ。同駐の302坑道中隊(隊長・高野1陸尉)は平成8年3月の発足以来、戦闘支援部隊としてさまざまな訓練を続け、協同連携能力の向上に努めてきた。来年春の部隊改編で廃編となる前に、今回、最後の検閲となる活動に合わせ、取材することができた。
※本日の【特別篇】岩見沢駐屯地は日刊紙と一部構成を変えております。