【2023年3月1日(水)2面】 統合幕僚監部は2月19日、自衛隊と米軍が同日、日本海上の空域で日米共同訓練を実施したと発表した。

 参加したのは、空自2航空団(F15戦闘機3機)、米軍からはB1B爆撃機2機、F16戦闘機4機。各種戦術訓練を実施した。

 北朝鮮が2月18日、ICBM級弾道ミサイルを発射し、北海道の渡島大島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内に着弾させたほか、同20日も弾道ミサイル2発を発射した。

 こうした日本を取り巻く安全保障環境がより一層厳しさを増す中、訓練を通じて、あらゆる事態に対処する日米の強い意思と自衛隊と米軍の即応態勢を確認するとともに、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化したという。

 共同訓練は、北朝鮮のミサイル発射に対抗して実施されており、日米の即応態勢などをアピールする狙いがあるとみられている。


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