【2023年1月12日(木)2面】 統合幕僚監部は1月4日、海自が同2日午後11時ごろ、与那国島(沖縄県)の南東約160キロの海域を北西進する中国海軍レンハイ級ミサイル駆逐艦1隻、ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦1隻、フチ級補給艦1隻の計3隻を確認したと発表した。
これらの艦艇は1月3日に、与那国島と西表島(沖縄県)との間の海域を北東進した後、魚釣島(沖縄県)の西約70キロの海域を北上したという。
さらに、1月4日午前4時ごろ、海自が宮古島(沖縄県)の東約60キロの海域を北上する中国海軍ドンディアオ級情報収集艦1隻を確認したと発表。この艦艇はその後、沖縄本島と宮古島との間の海域を北上し、東シナ海に向けて航行したという。
防衛省・自衛隊は、海自5航空群所属「P3C」(那覇)などにより、情報収集・警戒監視を行った。