【2022年12月8日(木)2面】 < 宮城>多賀城駐38普連(連隊長・佐々木1陸佐)は11月5日、同駐で駐屯地広報と東北方面航空隊(霞目)が実施した「航空機体験搭乗」に令和3年度最優秀隊員の即応予備自衛官(1中隊・山口陸士長)と雇用企業主(仙台小林製薬)を招待した=写真。

令和3年度最優秀隊員の即自と雇用企業主を体験搭乗に招待

 連隊は、令和3年度から新たな事業で、即自隊員の練度管理・評価、士気高揚の施策として、勤務成績の最も良かった者を「年度優秀隊員」に選定して表彰。その副賞に「企業主・家族とのヘリ体験搭乗」をプレゼントすることにした。

 優秀隊員は、招集訓練の出頭日数、勤務成績、戦技能力、各種検定などの結果から各中隊1人、連隊で合計6人が選定され、招集訓練時に連隊長が表彰した。また、ヘリ体験搭乗は、隊員が居住する最寄りの駐屯地で順次、実施される。

 今回、多賀城ではほかの優秀隊員(重迫撃砲中隊・高橋3陸曹、高橋酒店)も家族・友人と一緒に多用途ヘリコプター(UH1)に搭乗。松島湾方面に向かったフライトでは、秋晴れのもと眼下に広がる美しい景色・紅葉を満喫した。

 即自は、普段は民間で働く傍ら、年間30日の招集訓練に参加し、いざという時は常備自衛官とともに任務に就く役割を担っており、その制度への理解や訓練に出頭しやすい環境を醸成することが大事だ。

 38普連は「これからも、連隊は各地本と連携し、雇用企業主や家族らの理解をさらに促進していけるように、日頃の謝意を表して企業を訪問したり、隊員の訓練の様子を今後とも発信していく」としている。


◆関連リンク
多賀城駐屯地ホームページ
https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/22i/


画像: 予備自制度の理解促進と感謝の気持ちを込めて|多賀城駐屯地

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