【2022年12月6日(金)2面】 統合幕僚監部は11月16日、海自が同15日午後3時ごろ、男女群島(長崎県)の西約80キロの海域を北東進するロシア海軍ウダロイⅠ級駆逐艦1隻=写真上=、スラバ級ミサイル巡洋艦1隻=写真下=、イングル級救難えい船1隻、ドゥブナ級補給艦1隻、ボリス・チリキン級補給艦1隻の計5隻を確認したと発表した。
5隻はその後、15日から16日にかけて、対馬海峡を北東進し、日本海へ向けて航行したという。
これらの艦艇は、11月13日に与那国島(沖縄県)と西表島(同)との間の海域を北東進したものと同一。
防衛省・自衛隊は、海自3ミサイル艇隊所属「しらたか」(佐世保)、4航空群所属「P1」(厚木)により、情報収集・警戒監視を行った。