【2022年9月14日(水)2面】 統合幕僚監部は8月30日、中国の偵察/攻撃型無人機(TB001)1機が同日午後、東シナ海方面から飛来し、沖縄本島と宮古島との間を通過して太平洋に至り、先島諸島の南の太平洋上で旋回後、反転し、再び沖縄本島と宮古島との間を通過し、東シナ海に至ったことを確認したと発表した。
これらに対し、空自南西航空方面隊の戦闘機を緊急発進させて対応した。
一方、8月29日午後1時ごろ、海自が対馬(長崎県)の南西約240キロの海域を北東進する中国海軍レンハイ級ミサイル駆逐艦、ジャンカイⅡ級フリゲート、フチ級補給艦の計3隻を確認したと発表。
30日にこれらの艦艇が対馬海峡を北東進し、日本海へ向けて航行したという。
防衛省・自衛隊は、海自4航空群所属「P1」(厚木)、3ミサイル艇隊所属「おおたか」(佐世保)、2ミサイル艇隊所属「うみたか」(舞鶴)により、情報収集・警戒監視を行った。