【2022年9月14日(水)2面】 統合幕僚監部は9月4日、海自が同3日午後3時ごろ、神威(かむい)岬(北海道)の西約190キロの海域を東進するロシア海軍ステレグシチー級フリゲート3隻、中国海軍レンハイ級ミサイル駆逐艦1隻、ジャンカイⅡ級フリゲート、フチ級補給艦を確認した。

 その後、これらの艦艇が同海域で機関銃による射撃を実施したという。

 また、同4日午前4時ごろには、これらの艦艇が礼文島(北海道)の西約50キロの海域を北東進し、その後、宗谷海峡を東進したことを確認した。

 これらの艦艇のうち、中国海軍レンハイ級ミサイル駆逐艦1隻、ジャンカイⅡ級フリゲート、フチ級補給艦は、8月29日に対馬(長崎県)の南西の海域で確認され、その後、対馬海峡を北東進したものと同一。

 こうした状況を受けて、防衛省・自衛隊は、海自7護衛隊「ゆうだち」(大湊)、1ミサイル艇隊「くまたか」(余市)、2航空群「P3C」(八戸)により、情報収集・警戒監視を行った。


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