【2022年6月17日（金）2面】 統合幕僚監部は6月10日、令和4年度の「自衛隊統合防災演習」（統裁官・統合幕僚長）の概要を発表した。
演習は、南海トラフ地震対処計画の実効性などを検証するとともに、自衛隊の指揮幕僚活動、防災関係機関などとの連携について演練し、災害対処能力の維持・向上を図るのが目的。
期間は、6月20日から23日。防衛省市ケ谷地区のほか、演習参加部隊などの所在地、在日米軍横田基地などで実施される。
主な訓練項目は、（1）南海トラフ地震における指揮幕僚活動（2）防災関係機関、在日米軍などとの連携（3）航空機、車両による要員の輸送－など。
参加隊員は、約1万2500人。（1）内部部局、統合・陸海空幕、情報本部、防衛装備庁など（2）陸自（陸上総隊、各方面隊など）（3）海自（自衛艦隊、各地方隊など）（4）空自（航空総隊、航空支援集団など）－のほか、防災関係機関、在日米軍などからも参加予定。
