【2022年3月31日(木)1面】 防衛省の増田和夫防衛政策局長と外務省の市川恵一北米局長は3月11日、都内で訪日中のラトナー米国防次官補、クリテンブリンク米国務次官補との間で「日米安全保障高級事務レベル協議」を実施した。

 協議では、1月の日米安全保障協議委員会(日米「2+2」)での議論を踏まえ、インド太平洋地域の安全保障環境やロシアによるウクライナ侵略を含む国際社会の諸課題、日米間の具体的な安全保障・防衛協力について意見を交換。「自由で開かれたインド太平洋」を推進し、日米同盟の抑止力・対処力を高め、かつてなく強固な日米同盟を一層強化していくために引き続き緊密に連携していくことで一致した。

 双方はまた、ちょうど11年前に発生した東日本大震災で失われた幾多の命を追悼。「トモダチ作戦」でも示された日米の強固な連帯を再確認した。


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