【2021年11月24日(水)2面】 <北海道>滝川駐業務隊(隊長・小笠原2陸佐)は10月22日、駐屯地と駐屯地近傍のラウネ川で油流出対処訓練を実施した。
訓練は、地震発生に伴い駐屯地内重油タンクから油漏えい事故が発生したとの状況付与から始まった。
第1段階として、隊は対処マニュアルに基づく編成・装備で迅速に油流出対処のための防護壁を構築。また、第2段階として、駐屯地外への油流出の兆候を予期し、ラウネ川で補給科を主体とした1対処班がオイルフェンスを展張し、油流出防護設備を速やかに設置した。
滝川駐業務隊は「生地における実動訓練は実に3年ぶりで、一連の状況下における行動を駐屯地業務隊総出で確認することができた」としている。