【2021年10月29日(金)2面】 <東京>練馬駐1普連(連隊長・小倉1陸佐)は9月21日から24日の間、東富士演習場で総合戦闘射撃を実施した。訓練は諸職種部隊による総合された火力発揮能力の向上を図るのが目的。各級指揮官の射撃指揮、火力調整、隊員の射撃技能を練成できる状況で実施した。

 今回の射撃訓練は、普通科中隊を基幹として、2個小銃小隊、狙撃班、対戦車小隊、迫撃砲小隊、重迫撃砲中隊、戦車小隊、特科中隊で編成し、中隊長の指揮による陣地防御の場とした。

 隊員は、迅速に目標を発見して射撃をするため、張り詰めた状況の中、集中力を研ぎ澄まして敵の攻撃を待ち受けた。

 戦闘開始以降は、中隊長の的確な指揮の下、各級指揮官の射撃号令により、隊員は目標に対して確実な射撃を実施し、敵の攻撃を破砕した。この際、狙撃手は敵指揮官を確実に発見し、精密かつ迅速な射撃により任務を完遂した。

 また、時折発生する霧による視度不良時でも、戦車や砲迫部隊は手段を尽くし、集中力を切らすことなく、第一線中隊と連携した対機甲、対徒歩兵突撃破砕射撃を行った。

 1普連は「訓練を通じ、総合戦闘力の最大限発揮に資する練度の向上を図ることができた」としている。

画像: 重迫撃砲射撃

重迫撃砲射撃

画像: 狙撃

狙撃


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陸上自衛隊 第1普通科連隊
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