こんにちは、元警察官のゆうきです!

皆さんは普段自転車を利用しますか?
ちょっと近くまで用事が、、、って時に自転車はとても便利な移動手段ですよね。
特に都市部だと小回りが効くのでなおさら重宝されるのではないでしょうか。

しかしその便利さの反面、盗難被害に遭うことも珍しくはありません。
そこで今回の守護神NEWSでは自転車盗難についてお話ししたいと思います!

盗難被害が多い場所

画像: Wikipedia「駐輪場」より images.app.goo.gl
Wikipedia「駐輪場」より
images.app.goo.gl

街中では様々な場所で自転車を見かけます。
ではその中でも被害に遭いやすい場所はどこだと思いますか?

実は意外なことに『住宅(駐車場及び敷地内含む)』が43.3%で1番多いのです。

これは2020年に警視庁が発表した公式データになります。
次いで『駐車場・駐輪場』25.8%、『道路上』24.2%となっています。

そして被害にあった自転車のうち約6割が無施錠でした。

自宅敷地内での被害が多いのは「まさか自宅敷地内からは盗られないだろう」という過信で無施錠の方が多いからかもしれませんね。

被害に遭いやすい自転車は?

やはり、被害に遭いやすいのは高級ブランドのロードバイクのようです。
理由はとてもシンプルで高額で転売することができるからです。

こだわりのある方やマニアの方だと1台数万円〜数十万円のロードバイクを持っている場合もありますが、犯人からすれば大金が外に置いてあるみたいなものですね。

ロードバイクは基本的には観賞用程度にしておき、実際に使うのは一般的な自転車の方が良いでしょう。

そうとはいえ、せっかく購入したのだから路上で乗りたいと思うのは当たり前です。
そのような方は次にお話しすることを最低限行うようにしましょう。

画像: ロードバイク盗難犯行動画 youtu.be

ロードバイク盗難犯行動画

youtu.be

盗難被害に遭わないために

冒頭に話した通り、被害に遭った自転車の約6割が無施錠でした。
少し目を離すだけや自宅敷地内に保管する時でも必ず施錠を行いましょう。

また、施錠についてはワイヤーのものでサドルとホイールを固定するだけでは不十分です。

ワイヤーのものであれば最低2つ、そして自転車の車体だけで固定するのではなくガードレールや支柱等動かないものと一緒に固定し施錠しましょう。

もし被害に遭ってしまったら、、、

被害に遭ってしまったらすぐに被害届を出しましょう。
時間が経てば経つほど返還の可能性が下がってしまいます。

それから仮に被害に遭った時のために自転車の購入時には防犯登録をして、その防犯登録番号を記録し保管しておきましょう。(防犯登録番号は盗難後に消される可能性があるので自転車に刻印されている車体番号も記録しておくと尚良いです。)

そうすることで犯人が盗難自転車を所持していた際に職務質問を受ければ、その場で照会することも可能です。リサイクルショップ等に売却された際も同様に手配の自転車がヒットすると売却ルートを調べることができたりもします。

また、被害届を出す必要性は他にもあります。
それは自分の身を守るためです。

犯人が自転車盗難後にその自転車を使って強盗等の犯行を行った場合、事件捜査を進める中で自転車の所有者が容疑者として浮上してしまう可能性もないとは言い切れません。有らぬ疑いをかけられないよう、そして捜査がスムーズに進むように被害届を出すべきでしょう。

【参考】被害補償があるメーカー

こちらのサイトで被害補償があるメーカーがまとめられていたので今後自転車の購入を検討されている方がいれば参考にしてみてはいかがでしょうか?

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