【広島】海田市駐47普連(連隊長・佐藤1陸佐)は11月10日、瀬戸内市立長船中学校からの依頼を受け、同中のキャリア教育「ようこそCity Teacher」に協力した。

 講師は同隊所属の櫻田和子即応予備准陸尉が務め、2学年の112人(教諭含む)に対し、「人を生かすために、自分を活かす」の題で講演した。即応予備自衛官という職業への親近感を醸成するのが目的。

 櫻田即応予備准尉は、阪神淡路大震災、東日本大震災、西日本豪雨での災害派遣活動の体験を踏まえ、芝居を交えて分かりやすく、楽しく、2つの仕事(自営業と即応予備自衛官)の両立ややりがいについて話した。

 講演では特に、他の誰かを助け、他人の幸せのために仕事ができることの素晴らしさ、即自として任務を遂行できた時の達成感を強調。生徒からは、「震災時に救助にあたる自衛官の気持ちなどが分かり、自衛隊の活動を身近に感じることができた」などの感想があった。

 47普連は「今後も学校などへの各種支援を積極的に実施し、地域住民の理解を深化させ、親近感の醸成を図っていく」としている。


◆関連リンク
陸上自衛隊 海田市駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/13b/kaitaiti/

陸上自衛隊 第47普通科連隊
https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/macb/47i/index.html



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