奈良地本(本部長・熊井事務官)は10月24日、橿原神宮で開催された「橿原神宮トワイライトコンサート」(奈良県防衛協会主催)を陸自中部方面音楽隊とともに支援した。
コンサートは、新型コロナウイルス感染症と闘う医療従事者らの心を癒やすために企画され、医師会を通して医療従事者約200人を招待。インターネットによる公募者500人を含めた約700人が来場した。
奈良県での自衛隊音楽隊演奏は今年度初めて。屋外開催ではあったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来場者数を限定して開催した。
中方音楽隊は「アメイジング・グレース」「Ray of Water」「東京オリンピックファンファーレ」など9曲を演奏。陸自初の声楽要員として入隊した鶫(つぐみ)真衣3陸曹が美しいソプラノ歌唱を披露した。
医療従事者からは「仕事を忘れてほっとできる時間だった」「今後も気を引き締めて、また医療にあたりたい」などの感想が寄せられた。
奈良地本は「引き続きニーズに応じたイベントを積極的に実施し、県民に自衛隊を理解してもらい、地域とともに歩む自衛隊を目指していく」としている。