【熊本】陸自西方総監部(総監・本松陸将)は6月12日、フェイスブック、ツイッター、ユーチューブなどのソーシャルメディアを通じ、新型コロナウイルスと戦う九州7県と沖縄県の住民、熊本地震からの復興を目指す被災地の住民を応援するメッセージ動画を配信した。
応援動画の配信は今回が2回目。1回目はヒット曲「愛は勝つ」をベースに制作し、5月19日に配信した。
動画は、陸自西方音楽隊の演奏と歌をベースに、九州や沖縄の名所旧跡の画像、九州・沖縄各地の西方管内の部隊や地本に所属する隊員のメッセージで構成され、隊員たちはそれぞれの地域の方言で「力を合わせて頑張りましょう」の言葉を送った。
今回選んだ曲は、現在放送中のNHK連続テレビ小説「エール」の主人公のモデルとなっている古関裕而(こせき・ゆうじ)氏が作曲した自衛隊創隊10周年記念歌「この国は」。
西方総監部広報班は、選曲理由について「この曲は、どのような困難にも負けずに日本を守り抜くという強い意志を表しており、まさに今の状況にふさわしいと考えた」と話している。