【静岡】板妻駐34普連(連隊長・深田1陸佐)は5月18日から29日の間、板妻駐と東富士演習場で「第1回ダルマガーディアン(DG)普及訓練」を実施し、対テロ作戦に係る練度の向上を図った。
昨年10月にインドで実施された「インド陸軍との実動訓練(DG19)」で得た教訓・経験などを連隊に普及するのが目的。DG19に参加した5中隊基幹の隊員が、各中隊から選抜された隊員6人に対テロ作戦でのノウハウや各種行動などを演練した。
訓練では市街地でのテロを想定し、隊員各個の基礎動作をはじめ、各種状況下における射撃、建物内の掃討、襲撃、伏撃、人質救出、集結地の安全化などが行われた。
また、市街地戦闘に係る練度判定を行うとともに、最後の総合訓練では、対テロ作戦に係る状況下での一連の行動について評価・判定した。
34普連広報室は「隊員たちは、これまで積み上げてきた訓練成果を十分に発揮し、与えられた任務を完遂した」としている。
◆関連リンク
陸上自衛隊 第1師団:第34普通科連隊
https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/1d/unit/34i.html
陸上自衛隊 インド陸軍との実動訓練(ダルマ・ガーディアン19)
https://www.mod.go.jp/gsdf/news/train/2019/20191111.html
「対テロ戦術向上 インド陸軍と実動訓練」(防衛日報デジタル 2020年1月7日掲載)
https://dailydefense.jp/_ct/17341676