武山駐31普連(連隊長・川村1陸佐)は1月18日、創隊58周年記念行事を挙行した。
記念式典には国会議員ら164人の来賓や57人の連隊OBが臨席。各中隊の即応予備自23人も出席し、連隊の活躍を称える声を直接聞き、即自としての使命感や帰属意識を高めた。
式典後半、格闘訓練隊が戦闘間の敵への対処要領訓練を展示。仮想敵からの攻撃を巧みな体さばきで回避し、相手を制する体術を披露して来賓らの目を釘付けにした。続いて武山自衛太鼓が華麗な演舞を披露。会場に轟く太鼓の響きに、大きな拍手が湧き起こった。
午後の祝賀会食では、広報班が作成した隊務の紹介映像を上映。迫力あるシーンが流れると歓声が上がった。5代前の第23代連隊長、太田康和氏が鏡割りで乾杯の音頭を取り、歓談ではOBと現役隊員らが和やかに談笑しながら交流を深めていた。
31普連は「多くの人々に支えられて今があることを再認識し深く感謝するとともに、新しい連隊長を中心にさらなる精強化を図っていく」としている。