山梨地本(本部長・新宅1陸佐)は2月15日、この春陸自に入隊する若者20人を富士駐部隊研修に引率した。
入隊予定者は、広報官から富士駐の概要説明を聞き、引き続き生活隊舎の居室や浴場、医務室などを見て回った。昼食はセルフサービスで料理を盛り付け、食べ終えた食器を洗浄機に入れることを体験した。
広報官は、若者にデスクワークをする部署もあるのを理解してもらうため、富士学校学生課も見学してもらった。若者の一人は「自衛隊は泥まみれのイメージがあったが、事務的な仕事もやっているんだ」と話していた。
総合火力教育訓練センター研修で若者たちは訓練展示を見た後、訓練に使用された機器に触れ、目標がどう見えるかを体験した。また屋内プールやレクリエーション施設、コンビニなども見て回った。
若者からは「駐屯地から出なくても十分生活できるほど設備が充実していた」「入隊後に生活する施設を事前に見学でき、不安を解消できた」などの話があった。
山梨地本は「今後も入隊予定者やその家族に安心してもらえるよう、事前説明会や部隊研修を行っていく」としている。
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