【特集:百里基地Vol.2】空へ、未来へ!百里基地で出会ったヒーローたち|百里基地

セクション画像
救難ヘリコプター「UH60J」がお目見え


未来のプログラマーたち、リアルな救難活動に触れる


春休み期間中、プログラミングを学ぶ子供たちが、茨城県の航空自衛隊百里基地を訪れ、貴重な見学ツアーに参加した。ツアーではF2戦闘機の見学に加え、航空救難団に所属する「救難隊」の活動を紹介するプログラムも用意され、子供たちは目を輝かせながら見学に臨んだ。

【特集:百里基地Vol.1】ドローン×警備犬×戦闘機!ワクワクが止まらない百里基地見学ツアー


セクション画像
救助活動について熱心に説明を聞く子供たち


 航空救難団は、航空機事故時の搭乗員救助や、自然災害時の人命救助を専門とする部隊。

 全国に10か所の拠点を構え、日々、多岐にわたる救難活動を展開している。


セクション画像
災害現場での救助活動を説明するパネル展示

セクション画像
救助用の装備を装着体験


当日は、災害派遣の様子を伝えるパネル展示や、実際に使用される救命胴衣、レスキューチューブといった装備品も公開。子供たちは、装備を隊員に装着させてもらう体験などを通じて、救難の現場を身近に感じていた。


セクション画像
実際の装備品を見てリアルな災害救助に思いをはせる

セクション画像
救助装備品を装着させてもらい、ワクワク!


救難ヘリの迫力に歓声、「カッコイイ!」


 見学のクライマックスは、救難ヘリコプター「UH60J」2機によるホバリング飛行の披露。

 赤外線暗視装置や気象レーダー、精密航法装置を搭載した機体が、見学者の目前で力強く空中に浮かび上がると、迫力満点の風圧とエンジン音に、子供たちはもちろん保護者からも大きな歓声が上がり、大きく手を振りながら飛び立つヘリコプターを見送っていた。


セクション画像
特別に2機の「UH60J」が展示された

セクション画像
飛行する「UH60J」に手を振ってお別れ

セクション画像
救難ヘリコプター「UH60J」


また、百里基地の救難隊がテレビドラマ『PJ~航空救難団』の撮影に協力したエピソードも紹介された。実際に基地の隊員がドラマ初回に出演していたことも明かされ、子供たちは「見てみたい!」と興味津々の様子を見せていた。

命を守る最前線に触れた今回の見学は、子供たちにとって忘れられない春休みの思い出となったようだ。中にはこの体験をきっかけに、将来「救難隊」を目指す子供も現れるかもしれない。


【関連記事はこちらからCHECK!】

【特集:百里基地Vol.1】ドローン×警備犬×戦闘機!ワクワクが止まらない百里基地見学ツアー

【特集:百里基地Vol.3】ドローン×警備犬にワクワク 子供たちが見た「未来のレスキュー」

【特集:百里基地Vol.4】操縦席に座っちゃった!見て、触れて「空の守り」を体験