【特集:百里基地Vol.3】ドローン×警備犬にワクワク 子供たちが見た「未来のレスキュー」

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警備犬「ジジ号」(左)と「ゴゴ号」(右)


ドローンと警備犬の連携に驚き!プログラミングを学ぶ子供たちが興味津々

 

春休み期間中、プログラミングを学ぶ子供たちが茨城県の航空自衛隊百里基地を訪れた。

F2戦闘機や救難ヘリコプターなどを間近に見て歓声を上げたほか、災害救助に関する訓練も見学。中でも、子供たちの関心を集めたのは、災害現場で活躍する高性能の小型無人機(ドローン)だった。


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ドローンについて元気いっぱいに質問

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高性能のドローンに興味津々の子供たち


百里基地では、令和6年の能登半島地震発生直後から、ドローンによる被害情報の収集や、国際救助犬の資格を持つ警備犬「サツキ号」による捜索活動を実施している。この日の見学では、警備犬「ゴゴ号」とドローンが連携して災害救助を行う訓練の実演も行われ、親子連れの見学者たちがその連携に見入った。


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警備犬「ジジ号」とご対面


実際に飛行するドローンの滑らかな動きに、子供たちは目を輝かせ、「ドローンと犬が協力して人を助けるなんてすごい」「ドローンがこういう風に使えるなんて驚いた」と感嘆の声を上げた。プログラミングに関心のある子供たちらしく、技術への理解と興味の深さがうかがえた。


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「ゴゴ号」の走行訓練


こうした形式の展示は、同基地としても初めての試み。広報官もさまざまな準備のうえで子供たちを迎え、災害救助を想定した連携には保護者からも大きな関心が寄せられた。


さらに災害救助訓練展示のほかにも、警備犬「ジジ号」「ゴゴ号」による警備訓練の実演も行われた。軽々と障害物を跳び越える姿や、不審者役の人物を確保する迫力ある動きに、大きな拍手が送られた。



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不審者役の隊員に、「あ、不審者だ!」と警戒

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不審者役の隊員を見事確保!

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「ゴゴちゃんすご~い!」と子供たちも大喜び

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障害物を飛び越える「ゴゴ号」


訓練終了後には、警備犬と子供たちの交流時間も設けられた。賢くも愛嬌のある犬たちを撫でながら、子供たちは笑顔で囲み、楽しいひとときを過ごしていた。

 

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警備犬とのふれあいタイム

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ちょっと休憩中の「ゴゴ号」

 

 当日の見学では、実際に見て、触れることのできる体験型の展示が多く、子供たちは生き生きと質問し、親子での会話も弾んでいた。生きた自衛隊の仕事を感じられる貴重な機会となった。


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