【特集:百里基地Vol.4】操縦席に座っちゃった!見て、触れて「空の守り」を体験

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航空自衛隊の広報官気分で写真撮影


百里基地・広報館は体験型展示が魅力!


プログラミングを学ぶ子どもたちが、春休みを利用して、茨城県にある航空自衛隊 百里基地を訪問した。F2戦闘機や救難ヘリコプターなどを間近に見学し、歓声を上げる姿が見られた。

見学では、災害救助に関する訓練展示も行われ、子どもたちは自衛隊の多岐にわたる任務に理解を深めた。その後、百里基地の広報資料館と隣接する「雄飛園」を訪れた。


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現役を退役した戦闘機を8機と対空機関砲1台を間近で見学できる


「雄飛園」は基地正門のすぐ横に位置し、F4やF1など、実際に運用されていた退役機8機と1台の対空機関砲が展示されている。見学者はチェーンの近くまで近づくことができ、戦闘機を間近に見る貴重な体験が可能だ。


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航空自衛隊の広報官気分で写真撮影


広報資料館内では、基地の概要や歴史に関する資料のほか、救難隊の実際の装備品や歴代の航空機のプラモデルなども展示。入り口付近に「JASDF(Japan Air Self-Defense Force)=航空自衛隊」と書かれたフォトブースもあり、テレビで会見する広報官気分で記念撮影できるスポットとして、子どもたちの人気を集めていた。


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装備品や航空機のプラモデルなども展示

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実物大のコクピットに座ることができ、子どもたちに大人気


中でも注目を集めたのは、F4EJ戦闘機の実物大コクピット。忠実に再現されたコクピットに座ることができ、実際に使用されていたシートの座り心地も体感できる。さらに、F4ファントムのバルカン砲やパイロットの装備・航空服なども展示されており、見るだけでなく、座ったり、実際に触れることができる体験型の展示ならではの楽しさに、子どもたちは大興奮だった。


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航空機搭乗員が水上で遭難した時の保命用である1人用の救命浮舟(ふしゅう)

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実際の航空服も見て、触れることができる

同基地の「雄飛園」見学は、毎週月・水・金曜日(祝日を除く)の13時~16時に実施されており、1人から見学可能。15人以下であれば事前予約なしでも見学できる。希望する場合は、正門の受付で見学したい旨を伝え、受付書類に記入。マイナンバーカードや運転免許証、健康保険証などの身分証明書を提示したら、そのまま正門から入ることができる(百里基地ホームページより)。休日などに、親子で訪れるのもいい思い出になりそうだ。