齋藤海幕長が「誠実」を勤務目標に 組織再生へ決意表明 |海上自衛隊
齋藤海上幕僚長は7月23日、就任後初の定例会見に臨み、海自の一連の不祥事を受け、「勤務目標として『誠実』を掲げた」と組織の立て直しへの決意を表明。日本を取り巻く安全保障環境が一層厳しくなっている中、日米豪などの同盟国・同志国と連携して、「海上防衛の任務にあたっていく」と語った。
勤務目標に「誠実」を掲げた齋藤氏は、「国民の負託に応え、任務や業務を完遂するには各人の職責に対する誠実さが必要だ。隊員一人ひとりが自分の仕事に誠実に取り組まなければならない」と国民の信頼回復に向け、注力していく考えを述べた。こうした中、一連の不祥事の再発防止を図るために今後、臨時の指揮官会議や先任伍長会議を開催す...