5普連が八甲田演習 遺訓学び伝統継ぐ 全隊員が行程完歩|青森駐屯地
【2023年3月14日(火)2面】 青森駐5普連(連隊長・降籏1陸佐)は2月7日から10日の間、八甲田山周辺地域と小谷演習場で令和4年度「八甲田演習」を実施した。121年前、不幸にして護国の礎(いしずえ)となった山口少佐以下210柱の勇士をしのびつつ諸先輩の遺訓を学び、遺志をまっとうするため、昭和40年に初めて実施し、今年で54回目を迎えた。
訓練は「地形・気象に応ずるスキー行進速度・隊形の維持および休止間の警戒」を主要演練項目に、冬季のスキー行進の練度向上を図るのが目的。加えて、八甲田山でのスキー行進を通じて陸軍歩兵5聯隊の遺訓を学び、伝統の継承と使命感を醸成する。
スキー行進を演練、...