海自護衛艦「いなづま」自力航行不能に
【2023年1月17日(火)2面】 防衛省は1月10日、同日午後0時10分ごろ、山口県の周防大島沖センガイ瀬付近で、海自の護衛艦「いなづま」(艦長・相澤2海佐、乗組員約170人)が自力で航行できない状態となり、現場付近でいかりを下ろし、停泊したと発表した。
防衛省によると、「いなづま」は伊予灘を航行中、船体に大きな衝撃を認めた。乗組員にけがはなかった。また、周辺の海面には、約30メートル四方にわたって油膜が確認されたが、16日までにほぼ回収されたという。
広島海上保安部や海自が原因を調べているが、船体のスクリューのプロペラが浅瀬などに接触したことで、スクリューや船体前方のソナーが損傷した...